男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』とは、1976年7月24日に公開された山田洋次監督による日本映画である。男はつらいよシリーズの第17作目にあたる。本作は、シリーズ全作品の中でもキネマ旬報ベスト・テン日本映画第2位にランクインするなど、芸術面や批評面でも非常に高い評価を獲得している。
物語は、主人公の車寅次郎が上野駅前で偶然出会ったみすぼらしい老人との交流をきっかけに大きく動き出す。寅次郎が親切心から無銭飲食代を肩代わりして家に泊めたその老人は、実は日本画壇を代表する著名な芸術家・池ノ内青観画伯だった。画伯が気まぐれに描いた紙切れがのちに高額で買い取れる代物と知った家族の間で大騒動が起き、寅次郎はふたたび家を飛び出して旅に出ることになる。旅先の播州龍野で青観と再会した寅次郎は、そこで気っ風のいい魅力的な芸者・ぼたんと出会い、親しく交流を重ねる。しかし後日、東京に戻った寅次郎のもとに、ぼたんが貯金を騙し取られて途方に暮れているという知らせが届く。ぼたんの悲境を知った寅次郎は、彼女を救うために奔走し、かつて出会った青観画伯のもとを再び訪れる。最初は絵を描くことを拒絶した青観だったが、寅次郎の純粋な思いやりと義理人情に心を動かされ、のちにぼたんのもとへ見事な絵画を贈る。寅次郎と孤独な芸術家、そして気丈に生きる芸者たちの心温まる交流と人間模様が、笑いと涙を交えて情感豊かに描かれている。

Lily-yarnのレビュー・評価・感想

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
8

絵を売りにいくところとかがおもしろい

寅次郎が旅先で見た夢は、ジョーズでした。ジョーズが流行った時期の作品なのかなと思いました。
寅さんもいつもワンパターンでそこがいいのだけど、夢パートでいろんなさくらちゃん、寅さんが見られるのが好きです。
寅さんが拾ってきた老人が実は有名な画家だったという話です。
このじいさん、とらやで好き放題過ごしていて、おいちゃんもおばちゃんも怒っています。
本人にも怒ろうと思うのですが、のらりくらりとした本人の前では不発でした。
ずいぶんおもしろい人だなと思いました。また、寅さんが老人の絵をお金に変えるくだりがおもしろかったです。
寅さんの思ってる単位と買取屋の思っている単位が違うというよくある話なのですが、おもしろかったし、さくらちゃんが寅さんが大金を持っていたので、なんか悪いことをしたと思って慌てるところがおもしろかったです。
今回のマドンナは、芸者ぽい人で、私はあんまり好きなタイプではなかったです。
でも、何があっても、すっと諦めてしまうところとかが寅さんからしたら愛おしかったんだろうなと思います。
寅さんは彼女のため、画家にだいぶ無理なお願いをしていて、寅さん、そりゃあ無理だよと思ったけど、
最後には、画家さんから絵をもらえてよかったです。寅さんの真心が伝わったんだなと思いました。