男はつらいよ 寅次郎相合い傘

男はつらいよ 寅次郎相合い傘

『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(おとこはつらいよ とらじろうあいあいがさ)とは、1975年8月2日に公開された日本映画である。男はつらいよシリーズの第15作目にあたる。シリーズ第11作でマドンナを務めた浅丘ルリ子演じる松岡リリーが再び登場し、船越英二扮するエリートサラリーマンとの奇妙な旅や、寅次郎との切ない絆を描いたシリーズ屈指の名作として知られている。毎日映画コンクールやキネマ旬報など数々の映画賞で主演女優賞を受賞するなど、高い芸術的評価を獲得した。
物語は、とらやに突然リリーが訪れるところから動き出す。前回の結婚から短期間で離婚し、再びドサ回りの歌手に戻っていたリリーは寅次郎を探すが、あいにく留守だった。その後、青森を旅していた寅次郎は、通勤途中に突然の蒸発を試みた重役サラリーマンの兵頭と出会う。奇妙な縁から行動を共にするようになった2人は、函館で偶然にもリリーと再会し、大喜びで3人での珍道中を繰り広げる。しかし、小樽で兵頭の初恋の未亡人と出会ったことをきっかけに、女性の生き方を巡ってリリーと寅次郎が激しい口論になり、リリーはそのまま去ってしまう。
失意のまま柴又へ戻った寅次郎だったが、後を追うようにリリーがとらやに現れ、2人はあっという間によりを戻す。居候となったリリーと寅次郎の仲睦まじい姿を見たさくらは、苦労人のリリーなら兄を支えられるのではないかと考え、「お兄ちゃんの奥さんになってくれたら」と切り出す。リリーは真剣な表情で「いいわよ」と答えるが、戻ってきた寅次郎が照れ隠しもあり「冗談だろ」と返したことで、リリーは笑顔を作りながらも再びとらやを去ってしまう。寅次郎は「俺みたいな馬カと一緒になれるわけがない、あいつも俺と同じ渡り鳥だ」と自嘲気味に語る。
夏になり、ふたたび一人で北海道へと旅立っていく寅次郎の姿と、とらやを訪れた兵頭が寅次郎の生き様を「詩人」と称えるやり取りが描かれる。定住と漂泊の狭間で生きる者たちの哀愁と、不器用ながらも深く通じ合う男と女の魂の交流が美しい日本の風景とともに郷愁を誘う人情ドラマである。

uconmurakami6のレビュー・評価・感想

男はつらいよ 寅次郎相合い傘
10

リリーさんはやっぱりいい

リリーさん、2回目の回です。リリーさんはやっぱりいいなと思いました。
リリーさんが、とらやに現れる場面で、みんな、ほんとにリリーさんのことを懐かしがっていて、とらやのみんなは親しみやすい、いい人たちだなと思いました。
リリーさんの旦那さんもいい人そうだったのに、うまくいかなくて残念ですが、リリーさんもどさ回りが好きなんだなと思いました。
寅さんも結婚しても、結局、旅回りに戻りそうだし、結婚に向かない性格というのがあると思います。
その後、寅さんと再会しての3人旅はとても楽しそうでした。
金が無くなったら駅で寝ようとか、ほんとにするのは嫌だけど、それも楽しそうと思えるから寅さんってすごいなと思います。
寅さんとリリーさんの騙し商売もすごく息が合っていて、2人はほんとに相性がいいのだなと思えました。
2人とも素直じゃないし、ああいう仕事が好きなもの同士だし、結婚っていうのはガラじゃないのかもしれないけど、結婚して欲しかったなぁとちょっと思います。
さくらさんたちもそう思ったんだろうなと思いました。
でも、さくらさんがいうように、2人は友達という関係なのかもしれません。
それはそれでいい関係で、これからも旅先で出会って仲良くしてくれたらそれでいいのかもなとも思いました。