アバウト・ア・ボーイ / About a Boy

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アバウト・ア・ボーイ / About a Boy
7

トニ・コレットさんが出ていた。

男の子の母親役の役者さんはトニ・コレットさんだったんですね。最初に見たときは気がつきませんでした。
トニさんは肝っ玉母ちゃんぽくもあり、普通の綺麗な人っていうより庶民的で、エキセントリックな雰囲気もあるから好きです。
本作でも、個性的な格好をして、ハンバーガーとかを食べない、子どもにとっちゃあ、ちょっと厄介な母親を演じています。
男の子くんは、母の趣味の服装を着せられているし、みんなから異質に見られていじめられています。
ちょっと泣き虫な感じもするけどいい子だなと思いました。
お母さんを愛しているし、お母さんの友達とかとの接し方を見ると、普通です。
やっぱ、子どもは残酷っていうか、異質と判断されると孤独になっちゃうんだなって感じです。
ヒュー・グラントも孤独な男の役で、子どももいないのにシングルファーザーのふりをして、シングルマザーをひっかけようとする、クソ男です。
でも、懐いてくる男の子をむげにできなったり優しい人でもあります。
それぞれ孤独を抱えている人が関わり合うことで変わっていく様子が描かれていて、すごく納得のいく話でした。
私もあまり人付き合いがいい方ではないのですが、一人も好きだけど、人との付き合いもしたいなと思わせてくれました。