ドラキュラ(1992年の映画) / Bram Stoker's Dracula (1992 film)

KTYc7のレビュー・評価・感想

ドラキュラ(1992年の映画) / Bram Stoker's Dracula (1992 film)
6

ストーリーというよりむしろ映像

ゲイリー・オールドマンのドラキュラがカッコイイです。恋をしてしまうのですが、洗練されていてかっこいいおじさまにちょっとポッとしてしまいます。でもドラキュラだし、それに気も難しそうだし、ずっとすきでいるのは難しいかなと思います。キアヌ・リーブスは正統派のかっこいい青年です。キアヌが女のドラキュラに囲まれて、イチャイチャの場面はエロティックですが、もともとドラキュラってちよっとエロい怪物だったと思うので、この表現が正しいと思います。あと、衣装がすてきでした。たしか、日本の方が衣装担当で、当時、「あっ日本人だ」と思った記憶があります。でも、話としては、あんまり面白くないというか、あまり覚えていません。やっぱり、ドラキュラってあまり馴染みがないですし、オチもまあ、「退治されちゃうんだろうな」とわかるからでしょうか。恋がうまくいかなかったことは覚えているのですが、ドラキュラがどうなったのかが思い出せません。物語より映像がインパクトがあったのです。ドラキュラは七変化しますし、真っ白ゲイリーの時もありました。ホラーではなかったと思うし、どっちつかずの作品だったのではないでしょうか。