究極タイガー

Art_1e2のレビュー・評価・感想

究極タイガー
9

タイトー開発・製造の縦スクロールシューティングゲーム

究極タイガーを知らない方のために説明すると、縦方向のシューティング・ゲームだ。開発と製造はタイトー。四種類の中からショットの種類を選べる。色でいうと初期装備でもある赤は前方に向かって進む。そして最多の使用頻度を誇る青は、扇状に。赤と同じく直線状だが、貫通力のある緑。そして前後左右に打てるが、斜め方向に死角が大きく、使えなさNo.1の黄色。パワーアップはどれも十段階まで。地上だろうと空中だろうとバタバタとなぎ倒して進める痛快なシステムだ。基本的に敵弾が早く、避けるのに苦労する。
それとは別に広範囲にダメージを与えるボンバーが、最初に三個用意されている。ダメージを与えるだけでなく、敵弾丸も破裂時にまとめて消してくれる。最大七個まで貯められる。但し、発射ボタンを押してから破裂するまでに、少しのタイムラグがあるため注意していただきたい。
青は接近して使うとオールマイティーさを発揮してくれるが、敵に近づくため、やられやすくなる。唯一の短所が貫通力の無さだ。それを補ってくれるのが緑の貫通レーザー。多少距離をとることもできるし、特に装甲の厚いボス敵に効く。命中すると多少威力を減じながら、二枚目の装甲、三枚目の装甲とダメージを与えていくのが視覚効果で確認できるのも良い。
もちろん青のままご自分の反射神経を信じて、雨あられと多数の弾丸を叩き込むのもありだ。多少時間はかかるが仕方がない。なかなかよくできたゲームで、後にスマホ版も発売された。