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リリース当初の盛り上がりのみ。
「遊戯王マスターデュエル」は、OCGをゲーム化した待望の作品であったことは間違いないだろう。実際、リリース当初は同時接続プレイヤー数が24万人を超え、世界中で遊ばれたゲームであった。
しかし、インターネットでの対戦が可能になっただけでゲームとしての面白さは一切ない。マイナーカードやあまり強くないデッキを作って遊ぶことはできるが、ほかのプレイヤーは環境デッキと呼ばれる強いデッキしか使わないため勝てない。
また、勝てなかった場合は報酬などはほとんどないため時間が消えるだけである。
運営が個性的なルールや大会を開くのかと思えば特別そういうわけでもない。
現状はランクマッチに強さを求めたガチ勢が残っているだけである。
また、デッキを作るためには報酬でもらえるジェムでカードをゲットする必要があるがそのコストが高い。
1つのデッキを作るのに苦労はしないが、次々と遊びたいデッキを作ろうとすると課金なしでは到底できないのである。
ここまでマイナスの点を多く上げたが、唯一評価できるポイントは、実装されているカードが多いことである。
先にも述べた通り、マイナーカードやファンデッキのようなユニークなデッキを作ることは可能である。
友達とゲームを通して、そのようなデッキで対戦したいと考えている人にはかなりいいゲームなのかもしれない。