仁王2

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仁王2
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プレイステーション4「仁王2」を遊んだ感想

コーエーテクモが贈る戦国死にゲーの続編「仁王2」。
戦国の世を舞台に繰り広げられるアクションRPGで、その骨太な難易度とシステムはたびたびフロム・ソフトウェアの「ダークソウル」シリーズや「SEKIRO」と比較されます。
今作でも敵の攻撃力は非常に高く、きちんと装備を整えながら進めないとザコ敵で一撃死もありえます。
しかし何度も敵にやられていくうちに、武器や鎧など能力の高い装備が集まり(ハクスラ要素)、敵の位置や癖を掴んでいつしかクリアできている絶妙なゲームバランスとなっていました。
史実をアレンジして作られた物語りも秀逸で、竹中直人(木下藤吉郎役)や波瑠といった個性派俳優の演技に、終盤には驚きの展開がゲームプレイを盛り上げてくれます。
この点はあまりストーリーが語られない「ダークソウル」シリーズとの大きな違いです。
またキャラメイクもさらに細部まで作りこめるようになり、スキルポイントの振り分けによって忍術や陰陽術に特化したキャラを育てたり、多種多様なプレイが可能なのも「仁王2」の魅力です。
本作はまさに前作を正当進化させ、追加要素を加えたことでプレイの上手、下手に関係なく沢山のプレイヤーが楽しめる作品になっていると思いました。
もちろん2週目以降のやりこみ要素やDLCもあり、これからも長く遊びたいと思います。