名言!
生きろ、そなたは美しいなど、名言がたくさんの作品です。
上のセリフは映画内で聞いたときは、はっとしたというか、アシタカかっこいいと思いましたが、後々考えるとなんだそれはって感じもします。
でも、そういうふうにいろいろ話し合えたり、ツッコミを入れたりできるのが、楽しいし、いい映画だと思います。
本作で扱っているのは、自然と人間の共存です。
それは難しいことだし、人が増えて住む場所や仕事を作る必要性もあると思います。
だから、本作で、敵をただの悪者として描いてないことはすごくいいと思いました。
あの女性は、タタラ場のみんなを守っているし、すごくいい人です。
いつまでも、迷信とか信じて森を崩さないわけにはいかないというのも一つの考え方です。
そういうところ、やっぱり宮崎駿さんはうまいなと思いました。
また、タタリ神のビジュアルとかすごく怖いし、動物たちの決死の突進とかも怖くて、ホラー要素のある作品でもあるなと思いました。
シシガミ様だって、すごく怖いです。
撃たれた時の様子とか夢にでてきそうなほどです。
やはり、自然は脅威で、舐めてはいけない存在だなと思いました。
アシタカとサンは一緒に住むことはできないけど、幸せに生きていけそうなので、よかったです。