ジャスティス・リーグ / Justice League

ジャスティス・リーグ / Justice League

『ジャスティス・リーグ』とは、2017年公開のアメリカ合衆国制作のヒーロー映画である。ワーナー・ブラザーズ、DCコミックスが展開するシェアワールド『DCエクステンデッド・ユニバース』の5作品目にあたる。コミックスの初登場は1960年であり、初めての映画化となる。
前作でスーパーマンが敵と相打ちしていなくなった地球。そこへ地球の環境を激変させ侵略しようとする敵が攻めてくる。スーパーマン亡き今、バットマンがヒーローチームを結成してそれに立ち向かう物語である。

tsのレビュー・評価・感想

ジャスティス・リーグ / Justice League
7

前作から一転、お祭り要素と爽快感に溢れた作品

2017年11月公開されたSFヒーローアクション映画です。
元々はスーパーマンやバットマン等を中心としたアメコミヒーロー達を集結させたアメリカンコミックスが原作で(作者やシリーズを変えながら50年も続いている)、待望の実写映画化と言えます。
本編は映画「スーパーマンVSバットマン」のその後から始まり、スーパーマン亡き今、地球に迫る恐ろしい敵に対し、バットマンとワンダーウーマンが各地にいる超人達を集めようと奮闘する姿が描かれます。
前作が最終的にスーパーマンの死という結末になり、全体的に重苦しい作風だったのから一転、本作は実にヒーロー映画らしい、お祭り要素と爽快感に溢れた内容になっています、この辺りはややオタクなティーンエイジャーのフラッシュや、豪放磊落なアクアマンと明るめのキャラクターが仲間に加わった印象もあると思います。
一方で、ドラマ的な葛藤が薄まってしまったという批判もあり、その辺りは賛否がわかれていると思われます(とはいえ、超人達の中では図らずも最も力が及ばない立場になってしまったバットマン・ブルース・ウェインのそれでもチームを引っ張ろうとする責任感や、今まで孤独に戦ってきた身として初めて仲間がいる有難みを感じられているのは感動しましたが)。
予備知識は多少必要ですが、アベンジャーズのようにヒーローが大活躍する作品が好きな方にはおススメできる内容です。