ベルセルク / Berserk

ベルセルク / Berserk

1989年より三浦建太郎がヤングアニマル(前・月刊アニマルハウス)で連載している漫画およびそれらを原作としたアニメ、ゲーム作品。舞台は中世ヨーロッパを彷彿とさせる「剣と魔法の世界」。身の丈を超える大剣“竜殺し”を携えた剣士・ガッツが、超人的な強さを武器に、愛憎劇を経て復讐に燃える様を描く。

manmaikunのレビュー・評価・感想

ベルセルク / Berserk
10

漢の必修科目「ベルセルク」

「ベルセルク」とは漫画家の三浦建太郎さまが原作、作画を担当するダークファンタジーに類するジャンルの漫画です( *´艸`)
私は、さまざまな漫画を読み込んでているのですが、この漫画はとても深く、すばらしい作品です。
ザックリ内容をかいつまんで説明すると、大男の主人公「ガッツ」が、使徒と呼ばれる5mはあるほどの化け物を命がけで倒しながら、宿敵である「グリフィス」という男を殺すため追い続ける…といったものになっています。
この作品の魅力はなんといっても、主人公「ガッツ」にあります。ガッツは傭兵であり、さまざまな苦難に満ちた人生を歩んできており、そのような境遇からか人間のレベルを圧倒的にこえた強さをもっています。武器は2mはあろうほどの「大剣」です。分厚く重く剣ではなく、「鉄塊」とよぶのが相応しいと表現されるほどの剣を、その圧倒的パワーで振り回し、人間が蹂躙されるしかない化け物である「使徒」を、バッサバッサと切り倒す姿はまさに圧巻の一言( ゚Д゚)
しかし「ガッツ」は、自分が強くなければ生きてはいけない環境で生きてきたからか、簡単に他人を信用しません。しかし、そんな風になるまでにも「そりゃそうなりますよね…(涙)」と思わせるつらいエピソードがたくさんあり、それが「ガッツ」の漢としての魅力、人間的弱さや強さをうまく描写していて、ストーリーや人間の心理描写がとても巧みで、本当に読んでよかったと思った漫画の1つです。
「なにか面白い漫画を読んでみたい…」そう思った貴方もぜひ読んでみてはいかがでしょうか。このクチコミが参考になれば幸いです。(*´ω`)ではでは!