ドリームガールズ / Dreamgirls

ドリームガールズ / Dreamgirls

『ドリームガールズ』とは、2006年にアメリカで製作されたミュージカル映画。ソウル/R&B系レコードのモータウン・レーベル所属の黒人女性グループ、ダイアナ・ロスとスプリームスをモデルに、実話を素に描かれたブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品。アメリカにおける60年代から70年代の音楽シーンと華やかなショービジネス界を背景に、デトロイトで結成された黒人女性ボーカル・グループ『ザ・ドリームズ』のサクセス・ストーリーと、その裏にある確執・裏切り・挫折など、様々な人間ドラマを描く。

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ドリームガールズ / Dreamgirls
7

音楽業界って切ない。

ドリームガールズの人たちの歌は素晴らしいし、エディ・マフィーの歌も凄かったです。
お話は、なんていうか、ドリームカムトゥルーものっていうより、音楽業界って大変だし、それぞれ悩みがあるよねって感じの話です。
主役?太めの女の子は歌は一番うまいのに、顔のせいで真ん中になれないって感じだし、だけど、かわいそうな人ってこともなくて、なんか自信満々すぎるし、傲慢だし、そんないい人でもないです。
体調悪かったり、顔のせいでコーラスに回されたり、かわいそうだけど、あれは外されて当然だと思います。
ビヨンセは私だって歌いたい歌があるのに、歌わせてもらえない的な被害者意識があるけど、だからって感情移入できる感じでもないし、なんか、そうはいっても、歌手でいられてるじゃんとか思っちゃいます。
でも、モラハラ夫ってひどい、だからあんな変に自信ない、魅力ない女になってしまったのでしょう。
エディも売れなくなってきてやさぐれてるし、まあ、出てくる人、出てくる人、悲哀があって悲しい話でした。
誰か、すごくいい人が出てきて、その子を応援したくなるとか、そういう話ではなかったですね。
でも、現実だって、1から10までいい人なんていないし、芸能の世界でやっていくには、普通の人から見たらおかしいと思えるくらいの自我や自身が必要なのでしょう。
音楽業界、舞台業界って華やかだけど、裏では大変だなと思いました。