サンリオ男子 / えすだん / Sdan / Sanrio Boys

サンリオ男子 / えすだん / Sdan / Sanrio Boys

『サンリオ男子』とは、サンリオのクロスメディア企画のアニメ作品である。2次元に偏見のない10代女性をターゲットにしており、イケメンぞろいのサンリオ男子を通じてサンリオのキャラクターを好きになってもらいたいという思いから企画が進んだ。同じ高校に通う5人の男子高校生の長谷川康太、水野祐、吉野俊介、西宮諒、源誠一郎の青春模様を描く。それぞれの悩みに向き合い、サンリオキャラクターを通じて友情を育んでいく。アニメ以外にも、漫画やゲームなど様々なメディアで展開されている。

raspberryのレビュー・評価・感想

サンリオ男子 / えすだん / Sdan / Sanrio Boys
6

最終的な劇のストーリーがわかれば尚良かった

平凡な男子高校生が、イケメンで女子人気の高い4人の仲間とサンリオキャラクターを通じて仲良くなっていく話です。男の子が沢山登場し、イケメン達が一つの目標に向かって突っ走るという要素と、サンリオの様々なキャラクターやグッズが話の中に登場するという部分は女性人気が出る作品だと思います。
また、男子でもサンリオのキャラクター好きでも良いじゃんという考え方なので、人に言いにくい趣味や可愛い物が好きだったりする男の子が見ると勇気を与えてくれる作品だと思いました。
キャラクターや話の全体的な内容は悪くないと思います。キャラクターも個性があります。1話から最終話までのアニメを視聴して一つ残念だったのは、最終話であまりミュージカルの内容に触れられなかった事です。サンリオのキャラクター達が輝くように、自分達もキラキラするため、文化祭でミュージカルするのが皆の目標でした。
準備期間の衝突だったり、本番に至るまでの葛藤と本番のラストで主人公に対して他のメンバーが仕掛けたサプライズというのはしっかりと描かれていましたが、実際にミュージカルの内容がどんなだったのかは少し触れる程度でした。本番に至るまでの経緯が一番大切だとは思いますが、主人公達がこだわって頑張って作り上げた作品なので、最初から最後まで見たかったです。