人狼ゲーム BEAST SIDE / 人狼ゲーム ビーストサイド

人狼ゲーム BEAST SIDE / 人狼ゲーム ビーストサイド

『人狼ゲーム BEAST SIDE』(じんろうゲーム ビーストサイド)とは、川上亮による日本のホラー小説、およびそれを原作とした映画・漫画作品。川上亮の文庫小説『人狼ゲーム』シリーズの第2作にあたり、2014年4月に竹書房文庫より刊行された。
突然ある部屋に拉致された10人の高校生が、生死を賭けた生死存亡の「人狼ゲーム」を強いられるシチュエーションサスペンスである。本作では「人狼」の配役を与えられた主人公・樺山由香の視点から物語が描かれる点が特徴である。多数決による処刑と夜間の襲撃という実際の殺戮が繰り広げられる中、由香は村人役の参加者たちを欺きながらひとりずつ排除しようとする。前作の配役に加え、新たに「用心棒」や「共有者」といった役職カードが追加され、ゲームの心理戦と戦略性がより複雑化している。
映画版は2014年8月30日にR15+指定で公開された。熊坂出監督が前作から続投し、主演は前作の桜庭ななみから土屋太鳳にバトンタッチした。共演には青山美郷や桜田通らが名を連ねている。主人公が非日常的な殺戮ゲームに秘かな興奮と喜びを見出していく狂気的な心理を描いた作品として知られ、後に『人狼ゲーム CRAZY LIKE A FOX』などの続編へ展開するシリーズの重要な一作となった。

satorup3のレビュー・評価・感想

人狼ゲーム BEAST SIDE / 人狼ゲーム ビーストサイド
8

流行っていた人狼ゲームの人狼側を知れて面白かった

少し前に流行っていた人狼ゲーム(小説)の漫画版です。この作品では村人と人狼側が一緒に描かれているのではなく、あくまでも主役は人狼側であるという面白い設定でした。しかも、その人狼となった女の子2人は、過去にも人狼ゲームを体験して生き残った猛者であるのがまた面白い要素だなと思いました。しかも今度のルールには村人以外に能力を持つ人物が何人かいるという新ルールが加わり、さらに村人側にはこのゲームについて詳しい人物もいるという波乱の展開でした。最初の夜からその能力が発動されて、村人を誰も殺せなかった人狼は明らかに不利な状況。スタートする前に脱落した人の殺し方も前回と違うというスタートからどう這い上がっていくのか、怖いけども気になってページを読み進めてしまう面白さもあって良いなと思いました。全員が同じ高校生という身近な存在でありながら、投票や人狼からの殺しに恐怖しながらも戦っていく姿はどれもドキドキハラハラする展開ばかりです。探り合いをしながらの頭脳戦をする場面は、ミステリーやサスペンスの要素があって魅了されます。絵は綺麗だし、個性豊かなキャラクターがデスゲームをするこの漫画が好きです。