死者の日のことがわかった
メキシコのお盆のことがよくわかりました。死んだ人が帰ってくるには写真と思い出がいるって、亡くなった家族、友人を大切に思える考え方だけど、覚えている人がいなくなると消えてしまうし、切ない考え方でもあるなと思います。そんな中、死者の国で出会ったヘンリー。彼と友情を深めて、彼の写真を持って帰りたいと思うミゲルはすごくいい子だし、家族も大事にしてるし、素敵だなと思います。あと、ミゲルの歯並びがちょっとすきっ歯なところが子どもっぽくて、なんか入り込めました。映像もオレンジの花がたくさんあって綺麗だし、ガイコツも、怖くないし、表情豊かで、さすがピクサーだなと思いました。あのガイコツの造形もいろいろ考えて作ったんだろうなと思うと、ピクサーの底力を感じます。舞台がメキシコだし、音楽がテーマの映画でもあるので音楽もすごくよかったです。タイトルにもなってるリメンバー・ミーって曲は、ミゲルやヘンリーが歌ってるのと、デラクレスが歌ってるのでは雰囲気がちょっと違う感じがして、ああ、編曲も大事なんだなと思い知りました。音楽はすてきなものだし、音楽がダメって過程で過ごすのは大変だったろうなと思います。そうやって禁止しても結局触れてしまうものなんだなと思いました。家族愛も音楽も堪能できるいい映画でした。