ウルフ物語

ウルフ物語

『ウルフ物語』とは、岩田江利子による日本の漫画作品である。集英社が発行する少女漫画雑誌『デラックスマーガレット』にて連載が開始された後、『別冊マーガレット』へ移籍し、1994年8月号から2006年12月号まで長期間にわたり連載された。
本作は、「ウルフ」の異名を持つ女子高校生・佐伯鞠生(さえきまりお)を主人公とした猪突猛進型の学園コメディである。鞠生は文武両道かつあらゆる局面で圧倒的な能力を発揮する万能な女子高生でありながら、現代社会の常識や校内の厳しいルールに縛られることを嫌い、たった一人でそれらに挑み続ける。噂の一匹狼として周囲から恐れられつつも、持ち前の破天荒さと力強さで様々な騒動を引き起こしていく姿を描いている。

momo_108q8のレビュー・評価・感想

ウルフ物語
8

おしゃれで可愛いウルフが繰り出すシュールなギャグがすごい

スーパー女子高生、佐伯鞠生の通称はウルフ。学校でもバイト先でも常に無口で一匹狼なことからそう呼ばれています。長身で抜群のスタイル。顔も美しい絶世の美少女でモテモテなのですが、ウルフは男女関係に全く興味がなく、言いよる男子を一向に気にしません。というか、人のことをあまり気にしていないのでしょう。そんなウルフは成績優秀で怪力。人間離れしたことをやってのけるのがお決まりです。そして非常識なまでにわが道を進むような生き方は痛快です。

漫画というものには、やはりこちらが驚くぐらいのインパクトが欲しいものだと思いますが、この漫画の主人公はその素質満点。いつも無表情なので、真顔で変なことをやらかしているところがシュールで面白いです。
服装や髪型がおしゃれで可愛いところも特徴。しかし、どこか洗練された気品のあるタッチの絵と、身も蓋もないギャグのギャップがすごいのです。
この独特の作風にハマれば、めちゃくちゃ楽しめると思います。13巻まで発売されている長編なので、学校を卒業して社会人になったバージョンも。
また、ウルフを見ていると、些細なことを気にするのがバカらしくなってくるので、気晴らしに読むのにもオススメなギャグ漫画です。