フォードvsフェラーリ / Ford v Ferrari / Le Mans '66

フォードvsフェラーリ / Ford v Ferrari / Le Mans '66

『フォードvsフェラーリ』とは、アメリカ合衆国で2019年に公開された、”ル・マン24”でフォードとフェラーリがしのぎを削る実話を基にした作品である。キャロル・シェルビー、ケン・マイルズ、ヘンリー・フォード2世などの実在の人物が登場する。1965年の”ル・マン24”でマイルズがドライバーから外される描写があるが、実際はドライバーとして参戦(リタイア)しているなど、脚色されている部分もある。伝説といわれる、1966年の”ル・マン24”を描く。第92回アカデミー賞「音響編集賞」「編集賞」受賞作品。

hiasusun8のレビュー・評価・感想

フォードvsフェラーリ / Ford v Ferrari / Le Mans '66
8

車はあまり知らないけど

私は車のこととかよくわかりませんが、フェラーリといえば、こち亀の中川が乗ってる高い車でF1に出ているというイメージです。
そのフェラーリ対フォードという題名の映画なので、スポ根ものかなと思って見ました。
だけど、見てみるともっと深い企業と下請けの話で、レースだけでなく、車の開発とか整備とかもっとたくさんのことに焦点をあてた映画でした。
もちろんレースのところはしびれました。あんま車に興味のない私でも、あの速さにゾクゾクしたのだから、車好きにはたまらないと思います。
役者陣もすばらしかったです。私はバディものが好きなのですが、クリスチャン・ベイルとマッド・デイモンもバディ感はたまらなくいい感じでした。
クリスチャンはバッドマンのときは体もでかく金持ちっぽかったけど、今回は細めで、ほんと肉体改造がすごいなと思いました。
物語は、実話なので知っている人は知ってると思いますが、とても悲しい出来事があり、泣けました。
会社のために、もちろん自分も好きなことでしょうけど、そのことで死ぬなんて、悲しいことだし、周りの人たちの悲しみもいかほどだろうと思うと、涙が溢れてきました。
でも、最後は希望のある感じで終わり、よかったです。