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た、種田…
原作の漫画は知りませんが、バンドって好きだし、見てみるととてもいい映画でした。夢を追うのは大切なことだとは思いますが、未来がわからず、ふつふつとするというのもよくわかるし、でも音楽で食べていきたいというのもいいです。ああ、私はもうあんな時代は来ないな、若いっていいなと、おばさんちっくなことを考えてしまいました。あらすじにも、種田が死んで、、と書いていたし、種田が亡くなることはわかっていたのですが、そこからの展開が泣けて泣けてしかたありませんでした。種田の恋人の芽衣子の悲しみはもちろん、ビリーの悲しみもとてもつらかったです。ビリーは芽衣子が好きなんだから、こんなときこそ、芽衣子を支えたかっただろうけど、種田のこともほんとに好きだったんだなと思いました。そこまで思える友達関係っていいなと思いました。最後のライブシーンは、たしかに芽衣子の歌はそんなにうまくないけど、そもそも歌ってうまさではないと思うし、ここであまりうまくない方がリアリテイがあっていいなと思いました。バンド音楽がすきなので、バンド練習シーンとか、ライブシーンとかがある映画があると、つい見てしまいます。この映画も何度も見たくなる映画の一つになりました。