ミオヤマザキ

ミオヤマザキ

ミオヤマザキは2013年に立川で結成されたロックバンド。メンバーはmio(ボーカル)、taka(ギター)、Shunkichi(ベース)、Hang-Chang(ドラム)。ライブの事を“スレ”、ファンの事を”ミオラー”と呼んでいる点が特徴的。
ミオヤマザキは2013年8月に自身のプロモーションアプリである『マヂヤミ彼女』をリリース。10日で30万ダウンロードを突破し大きな話題となった。2014年には1stシングル『民法第709条』でメジャーデビューを果たす。
その後はドラマ『SHIBUYA零丁目』の主題歌に「シブヤノウタ」が起用されるなど活躍を見せるが、2022年のツアーをもって解散する。

spica31734のレビュー・評価・感想

ミオヤマザキ
10

本音をそのまま歌にするロックバンド

ミオヤマザキと聞くとソロで活動しているように思えるが、実はロックバンドグループであり、とても印象に残るバンドである。
Vo.mio Gt.taka Ba.Shunkichi Dr.Hang-Changの四人のロックバンドで、Vo。mioはデビュー当時キャバ嬢で、二足の草鞋で活動していた。
メジャーデビューシングルは〈民法第709条〉で、不倫を題材にした歌であり、不倫は犯罪ですと連呼している歌である。不倫と聞くと悪いイメージであり、歌詞もその通りであるが、曲調がとてもアップテンポで頭にとても残りやすい曲である。
実生活で言いたいことが言えなくなってきた時代になってきたが、ミオヤマザキは私たちの代弁をしているかのように、言いたいことを歌にして代わりに言ってくれていると思う。歌詞は過激なものが多く、万人受けするものとは言えないが、はまる人にははまってやみつきになるような歌ばかりである。
テレビには一切出演していなく、彼女たちのライブ、通称〈スレ〉でしかバンドメンバーの顔を見ることが出来ない不思議なバンドである。私は実際に何度かスレに行ったことがあり、毎回スレの迫力に圧倒されている。初めての人でも楽しめるスレであるので迷っている人がいれば、スレに行くことを勧める。
彼女たちの歌は心に響き、頭に残る曲がたくさんあるので、この機会に是非調べて聴いて頂きたい。