今や東アジアでも名の知れたグループ、w-inds.の初期の頃の魅力の詰まったアルバムを紹介します
アラサー世代の女子に聞けば誰もが知っているというグループ、それがw-inds.です。男性3人組のダンスユニットで、メンバーはボーカルの橘慶太、コーラスとラップの千葉涼平と緒方龍一です。2000年のデビュー以来、現在までコンスタントに曲をリリースしている彼らは2000年代中頃から台湾、中国、韓国といった東アジア圏にも活動の場を広げ人気を博してきました。また、東日本大震災など日本やアジアでも災害がありましたが、そのような時にもチャリティー活動に力を入れています。
初期の頃のw-inds.らしい楽曲の詰まったオリジナルアルバム、2001年にリリースされた「w-inds.~1st message~」がおすすめですが、今の10代の方だとあまりご存じないかもしれませんね。
「w-inds.~1st message~」は1曲目のアップテンポな「You can't get away」から掴みは抜群、3曲目の「Feel The Fate」や4曲目の「winter story」は歌詞がまさに10代くらいの等身大の心境といった感じで聴き心地もいいです。6曲目の「Paradox」も曲のテンポとダンスが見事に融合した1曲です。そして8曲目は「Foreyer Memorise」は彼らの記念すべきデビュー曲で、歌詞は失恋した内容ですがサビの部分のボーカルがとても伸びやかで、ファルセットも綺麗です。
現在のw-inds.はアイドル的なダンスユニットでは終わらず、J-POPやヒップホップ、クラブミュージックやロックといった様々なジャンルを融合した音楽製作にも取り組んでいます。ぜひアルバムを一度聴いてみてはいかがでしょうか。