w-inds.

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w-inds.(ウィンズ)とは、日本の日本の男性ダンス&ボーカルユニットである。2000年、千葉涼平(ちばりょうへい)、橘慶太(たちばなけいた)、緒方 龍一(おがたりゅういち)の3人で結成された。特徴は、橘のハイトーンボイス。
2000年11月から代々木公園や渋谷の路上でストリートパフォーマンスを開始。パフォーマンスの高さは口コミで一気に拡大し、渋谷歩行者天国広場では8000人を集めた。翌年、シングル『Forever Memories』でメジャーデビュー。同年にリリースした1stアルバム『w-inds.〜1st message〜』がオリコンチャートで1位を獲得し、レコード大賞では最優秀新人賞を受賞した。
2002年には『紅白歌合戦』に初出場を果たすなど、着実に人気と実力を伸ばしていった。2004年には、自身初となる海外単独公演を台湾で開催。以降、中国や香港、韓国などアジア各地でライブを開催した。
2020年、緒方が脱退し、2人で活動を継続することとなった。

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9

今や東アジアでも名の知れたグループ、w-inds.の初期の頃の魅力の詰まったアルバムを紹介します

アラサー世代の女子に聞けば誰もが知っているというグループ、それがw-inds.です。男性3人組のダンスユニットで、メンバーはボーカルの橘慶太、コーラスとラップの千葉涼平と緒方龍一です。2000年のデビュー以来、現在までコンスタントに曲をリリースしている彼らは2000年代中頃から台湾、中国、韓国といった東アジア圏にも活動の場を広げ人気を博してきました。また、東日本大震災など日本やアジアでも災害がありましたが、そのような時にもチャリティー活動に力を入れています。
初期の頃のw-inds.らしい楽曲の詰まったオリジナルアルバム、2001年にリリースされた「w-inds.~1st message~」がおすすめですが、今の10代の方だとあまりご存じないかもしれませんね。
「w-inds.~1st message~」は1曲目のアップテンポな「You can't get away」から掴みは抜群、3曲目の「Feel The Fate」や4曲目の「winter story」は歌詞がまさに10代くらいの等身大の心境といった感じで聴き心地もいいです。6曲目の「Paradox」も曲のテンポとダンスが見事に融合した1曲です。そして8曲目は「Foreyer Memorise」は彼らの記念すべきデビュー曲で、歌詞は失恋した内容ですがサビの部分のボーカルがとても伸びやかで、ファルセットも綺麗です。
現在のw-inds.はアイドル的なダンスユニットでは終わらず、J-POPやヒップホップ、クラブミュージックやロックといった様々なジャンルを融合した音楽製作にも取り組んでいます。ぜひアルバムを一度聴いてみてはいかがでしょうか。