時代を先取りした名作
機動戦士ガンダム00は名作です。舞台は約300年後の地球で、人類は宇宙に進出する技術を持ちながらも戦争や争いは無くなりませんでした。
世界観は、エネルギー資源の化石燃料が枯渇して新たなエネルギーを太陽光発電に依存して、その恩恵を受けれる国、受けれない国での貧困さが存在しています。
主人公たちが所属するソレスタルビーイングという武装組織が、創設者のイオリア・シュヘンベルグの「戦争根絶」の理念に賛同して機体のガンダムを使い、世界に対して戦争行為に対する武力介入を始めます。
魅力の一つに、物語のリアルさがあります。二つ目は、キャラクターの魅力。三つ目は、キャラクターが繰り出す名言でしょうか。
エネルギーが枯渇するのはリアルだし、各国は互いに牽制しあってなんとか平和を表面上は維持できている。これは現実とリンクしています。そういうことがあるかもしれない。そう考えさせられる内容なんです。
キャラクターは、みんな個性が強くて主人公側の仲間のガンダムマイスターたちは最初バラバラでした。ミッションを通じて人間らしい面、過去の辛い経験などをお互いが知っていき、少しずつ絆が強まっていくところもドキドキします。
名言では、特にグラハム・エーカーという主人公の刹那たちが乗るガンダムを追いかける意味で、毎回独特の言い回しが飛び交って笑いを誘います。00はいろんなキャラクターが名言を言うので、ファンとしてはこのフレーズを聞くたびに名場面が思い出されて、テンションが上がります。