スリーピースのガールズバンド、青春ど真ん中の楽曲の数々、これからもご期待あれ
SHISHAMOは2010年に結成された女性3人によるバンドです。高校の同級生だったボーカルとギターの宮崎朝子とドラムスの吉岡美冴貴、松岡彩は旧メンバーのバンドからの引退に伴い加入しました。バンド名のSHISHAMOは元々柳葉魚で、宮崎朝子の姉が「読むとかわいいのに漢字で書くとかっこいい」と言って命名しました。ちなみに柳葉魚はアイヌのお話には、神様が柳の葉っぱを魚に変えたという伝承が残っています。何気なく命名されたにしては神がかったバンド名ですね。
SHISHAMOは2012年に開催された第9回TEENS ROCK IN HITACHINAKA 2012にて優秀賞とボーカル賞を受賞しました。この時披露された楽曲は宮崎朝子のオリジナル「宿題が終わらない」です。彼女らはこの時にはまだ高校在学中でしたが、軽音楽部の顧問の先生が常連のトンカツ屋でかけてもらった曲が音楽制作会社GOOD CREATERS RECORDSの関係者の耳に留まる、その年の秋には音楽専門誌「MUSICA」にインタビュー記事が掲載されるなど、じわじわと知名度を上げてきました。
そしてメンバーが卒業後本格的に活動を開始し、2013年11月にアルバム「SHISHAMO」でメジャーデビューしました。2014年7月にリリースされたシングル「君と夏フェス」、10月リリースのシングルは「量産型彼氏」と、今どきの青春ソングの定番で、中高生からの支持を受けるSHISHAMOはこれからも注目のバンドです。