「アメトーーク」で特集された「オリラジ同期芸人」は2004年にデビューした芸人たち。
NSC(吉本総合芸能学院)10期生の期待の星と言われ、養成所在学中からテレビへの露出もしていたオリエンタルラジオを筆頭に、トレンディエンジェル、フルーツポンチ、はんにゃ、ニッチェ、三四郎のメンツが集合しました。
彼らの一年後輩、2005年にデビューしたのは「パンサー」のツッコミ担当・向井慧さん。
(ちなみに尾形さんは2002年デビューの8期生、菅さんは2003年デビューの9期生)
ベビーフェイスが特徴で、「イケメン芸人」としても人気を博しています。
そんな向井さんと同期の芸人も、実に濃いメンバーばかり!
まず、2005年デビュー組で最初にヒットを飛ばしたのは「グゥー!」で一躍人気となったエド・はるみさんではないでしょうか。
大人としての社会経験を重ねたのちのデビューであるため、同期芸人の中では大人なエドさんですが、「地下劇場での出番の際にスタッフや共演者のためにコージーコーナーで購入した手土産を持っていく」という若手芸人とは思えない心遣いをしていたそうで、さすがとしか言えません!
コント日本一を決める「キングオブコント」の常連である、チョコレートプラネットも2005年組!
さらに、2014年に優勝したシソンヌの二人も彼らの同期なのです。
パンサーも含め、この世代は「王道な漫才師」というよりは、ちょっとシュールな新世代のコント師たちが集まっているようですね。
王道ではない、唯一無二なキャラクター&ネタが話題となった芸人と言えば……彼らと同期のタカダ・コーポレーション。
持ちネタ「SMショートコント」では、オシャレ女子・大貫さんが、特徴的な見た目のおやきさんに「下手すりゃ死ぬ」レベルの調教をほどこします。
さらに、おやきさんは総合格闘技を学びプロ格闘技興業に出場、大貫さんは得意なイラストを武器にLINEスタンプの配信や「あやまんJAPAN」の結成秘話マンガの作成など、マルチな活動を行っています。
パンサー向井さんと同期・かつ距離の近い人を中心に特集してみましたが、この他にも……
◆藤崎マーケット
◆学天即
◆ガリガリガリクソン
◆ロッチ
◆エハラマサヒロ
◆ハライチ
◆ヒカリコゲ
など、なかなか個性的なメンバーが集まっています。
「○○年デビュー組」のように、世代によるネタやキャラクターの移り変わりに注目してみると、お笑いの見方も変わるかもしれませんね。