もう芸術の一種!印象的だったオリンピック聖火点灯式
2020年、東京オリンピックが行われます。そこで、思い出深い点灯式、印象的な点灯式、トーチなどをまとめてみました。
バルセロナオリンピック(1992年)
この年以降、凝った聖火点灯をするようになったんじゃないでしょうか。アーチェリー選手、アントニオ・レボジョ氏による火矢が聖火台の上を通って点火!何回見ても感動的ですし、いろんな意味で燃えますね!
聖火台からガスが出ていたなんて話もありますが、それにしたって火が近づかないと点火しないわけで。かなりの距離はあるわ、世界中が注目してるわ、ドラムロール的なBGMはなるわ…いや、さすが選ばれただけのことはあります。無論緊張、プレッシャーもあったでしょうが、それをはねのけるかのように矢を飛ばしましたね。
アテネオリンピック(2004年)
「何だか蝋燭のよう」と称したアナウンサーがいた気がします。細長い、恐らく史上初のすらりとした聖火台。「で、どうやって火をつけるんだ」と思ったら…。
聖火台ごとぐるん、と角度を変え、倒れるようにして最終走者の持つトーチから点火。やはり多少のガスがあったんでしょうが、火を貰い受けるようにして、「受け取ったよ」と言うようにゆっくりと元の角度へ。何だか擬人化しちゃいたくなるような凝った点火式でした。この年は、消火もこっていた気がします。少女がふっと息を吹きかけると、バースデーケーキの蝋燭のごとく火が消えて…誰ですか、ガス操作で火を消したとか夢のないこと言ってる人は。多分それが現実ですね。
ロンドンオリンピック(2012年)
聖火台からして、金属的で美しい!最初倒れていた、というか花弁のように開いていた聖火台が、ゆっくりと起き上がって、一つの松明のごとき聖火になる、というもの。「美しい」の一言です。やりますね、ロンドン。
聖火こぼれ話
競技場こそなくなったものの、1964年東京オリンピックの時の聖火は、今も消えずに残っています。ランプに残り火を移して、鹿児島県にある青少年研修センターにて、ひっそりと燃え続けているそうです。ランプの掃除の際は、別のランプに移して。聞けば、「消えてしまわないよう」にか、3つに分けた上で航空機に乗せられて聖火を運んだのだとか。他にもいろいろとどっらまがあるようです。2020年にはどんな聖火ドラマが生まれるのでしょうか?
おまけ・聖火を揺るがせた歴代トーチ(北京までですが)
やっぱ派手ですね、中国。ちなみに、東京オリンピックのトーチはこちら。