基本的にはコマの形をしているが、ビットチップ、フレームパーツ、ウエイトリングなどのパーツに分かれており多種多様なカスタマイズが可能となっている。ベイブレードを回す際には専用のシューターが必要で、こちらもベイブレード同様様々な種類が存在する。またアニメやゲーム、マンガなどのメディアミックスが多方面で展開され、全国のおもちゃ屋などで公式大会なども開催されていた。
初期のベイブレードである「ドラグーン」。ベイブレード発売時のメインモンスターであるドラグーンのビットチップ(真ん中)が装着されている。他にもドライガー、ドランザー、ドラシエルなどのモンスターがおり、ドラグーンとあわせて四聖獣と呼ばれていた。後述するアニメ版でも登場し、主人公の愛機として最後まで活躍していた。
こちらがアニメ放映された「爆転シュートベイブレード」。主人公のタカオ(主人公)が友人やライバルたちと切磋琢磨しながら世界一のベイブレーダーを目指す物語である。ちなみにタカオやメインキャラが使っている四聖獣のベイブレードには進化形態が存在し、実際に店頭でおもちゃとして販売された。
こちらは初期に発売されたベイブレードの「トライグル」。相手のベイブレードに接触され衝撃を受けると、本体の下部にある仕掛けが作動し、本体が上に跳ね上がる(ジャンプする)。原作で描かれたギミックを再現したものだったが、実際にバトルで使う際には使いこなすための練習が必要だった。
こちらはスタジアムの下部とベイブレード本体にマグネットが装着された「マグネシステム」シリーズ。S極とN極の作用によりベイブレードに不規則な動きを加わるようになっている。このシステムの採用でベイブレードのカスタマイズ性が増し、バトルの駆け引きがさらに激しくなった。
こちらはベイブレードにモーターを搭載し、リモコンで軸の運動を変化することで自由自在にベイブレードを操ることができる「RCベイブレード」。公式大会では使用不可だったが、友達などと遊ぶ際には大活躍したのだとか。ドラグーンの他にもドランザーバージョンも販売されていた。
こちらは2008年ごろから発売されたベイブレードの新シリーズである「メタルファイトベイブレード」。パーツがプラスチックから金属に変更されており、高級感が増している。後期にはクリアパーツを合体させ5層構造になったりとカスタマイズ性においても遥かにパワーアップしたシリーズだった。
こちらは2015年より展開が開始した新シリーズ「ベイブレードバースト」。単にベイブレードをぶつけあうだけではなく、相手のベイブレードを破壊するバーストフィニッシュという要素が追加された。またNFCチップというものが搭載されており、スマートフォンアプリや店頭の筐体などと戦績データを共有するシステムが実装されている。
「ベイブレードバースト」シリーズのエクスかリバーのレビュー動画。おもちゃと言えど迫力のバトルが展開されている。