村上隆「村上隆の五百羅漢図展」
現在六本木の森美術館で開催中の「村上隆の五百羅漢図展」。初詣ついでに村上隆の新作を見てみてはいかがでしょうか?きっとご利益があるはずです。
五百羅漢とは??
平安時代をルーツとする「五百羅漢信仰」が最盛期を迎えたのは江戸時代のことである。ただし、信仰の担い手となったのは、公家や武士といった上流階級ではなく、町民など一般庶民であった。人々が「らかんさん」と呼んで親しんだのは、当時、本所五ツ目(現在の江東区大島)にあった500体あまりの羅漢の木像であった。
作者は江戸の名彫刻師・松雲元慶。松雲の「五百羅漢像」の最大の特色は、その表情の豊かさにある。参拝者はさまざまな顔をした五百羅漢像の中から、亡き人の面影を探しあてて偲んだり、自分や友人に似た姿の像を見つけて楽しんだりしたという。
つまり、五百羅漢とは、その人間味あふれる表情や姿形で庶民を「元気づける」存在だったのだ。
出典: tocana.jp
村上隆が描く「五百羅漢図」
「村上隆の五百羅漢図」は3月6日まで公開中
「村上隆の五百羅漢図」は森美術館(東京・六本木)にて2015年10月31日~2016年3月6日まで公開中。村上隆氏、実に14年ぶりの大規模な国内展示なので、どうぞこの機会をお見逃しなく。
村上隆の五百羅漢図展 ::: 2015年10月31日(土) — 2016年3月6日(日) ::: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
www.mori.art.museum
村上隆の五百羅漢図展 | 2015年10月31日(土) — 2016年3月6日(日) | 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)