今一度読み返したい、京極夏彦作品

読書家であれば一度は呼んでおきたい京極作品。これからやってくる夏にピッタリ、背筋が冷たくなるミステリー小説をご紹介します。

魍魎の匣

日本推理作家協会賞を受賞した長編推理小説。刑事が出くわした人身事故、巷を騒がせているバラバラ殺人事件をきっかけとして、様々な事情が複雑に絡み合いながら、物語は進んでいきます。

2007年には原田眞人監督によって映画化。

2008年にはアニメ放送も行われました。キャラクターデザインの原案はX(エックス)やXXXHOLiCなどを手がけたCLAMPが担当。

巷説百物語

続・後・前・西とシリーズ化した巷説百物語は江戸時代末期を舞台とした妖怪時代小説であり、直木賞や柴田錬三郎賞などを受賞しています。

嗤う伊右衛門

広く知られた四谷怪談を舞台とし、京極夏彦の江戸怪談シリーズの中でも非常に地名度の高い作品です。泉鏡花文学賞を受賞し、さらに第118回直木賞候補にも推薦され、2004年には蜷川幸雄監督によって映画化されました。

映画 嗤う伊右衛門

姑獲鳥の夏

京極夏彦のデビュー作となった、百鬼夜行シリーズの第一弾作品。

2005年には実相寺昭雄監督によって映画化もされました。魍魎の匣とセットで見たい映画です。

覘き小平次

江戸怪談シリーズ第2弾。

厭な小説

ただただ厭な気分になる、をコンセプトに書かれた厭シリーズ。

どすこい

京極流のしゃれっ気が効いたどすこいシリーズは、有名な小説のパロディや4コマ漫画など、今までにない京極夏彦の魅力を楽しむ事ができる作品集です。

怪談絵本

「怖い」をテーマに作られた子供向けの絵本。挿絵が加わったことで、一層想像力が増しています。

いかがでしたか?
是非気になったものがあれば、手に取って読んでみてください。

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