懐かしい!国語の教科書に載っていたタイトル、いくつ覚えてる?

国語の教科書に載っている作品群は、どれも印象深いものばかり。卒業後数年経っても「あぁ、あった!」と思い出せるものもあるのではないでしょうか。小~中学校の国語の教科書に載っている作品から、話題に上がりやすい物語、そして数ページのちょっとした説明文など、様々なタイトルを集めてみました。あなたはいくつ覚えていますか?

だれもがかかわり合えるように

小学校四年生で習う「点字」にまつわる単元。
「手と心で読む」というページとともに、盲目や点字に関する理解を深めることを目的としています。

実際に図書館や街に出て、点字を探す、そして触れてみる…という指導を受けた人も多いため記憶に残りやすい単元です。

一つの花

戦争に行く父を送り出す家族と、まだ幼い娘のおはなし。

母が父のために握ったおにぎりを「おじぎり、ちょうだい。もとちょうだい」とねだる娘をたしなめるため、父は辺りに咲いていた花を摘んで渡してあげます。

小学校四年生の教科書に掲載されるこの話は、無垢な子どもの残酷さに親の目線を通じて気付くという構成になっており、自我の目覚めを経験する小学校四年生の頃にふさわしい作品です。

海の命

海の美しさと恐ろしさを描いたイラストが添えられた、印象深い物語。
小学校6年生で習う内容とあって、低学年の頃に比べると重みのある、死生観にまつわる内容となっています。

与吉じいさの重みある言葉は、今読み返してみると違った印象があるかもしれません。

シカの落ち穂拾い

中学校一年で習うこの単元は、図表と論説文の読解という論理的思考が必要になる単元。

シカやサルの生態にまつわる文章は、小学校までの物語文などに比べて読みにくいと感じてしまう人も多かったのでは?

わたしを束ねないで

中学校3年生の、最後に掲載されている詩。

学校によって、また先生によっては受験勉強を優先するあまり飛ばしてしまう人も多いようですが、そうするにはもったいないほど、うつくしく叙情的な詩です。

作者である新川和江さんは、思春期から母になるまでをたどる道中いくつもの詩を女性らしい観点で描き出しています。

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