「ミクダヨー」さんから学ぶ芸術思潮《まとめ》

初音ミクのイラストレーター「ミクダヨー」さんのイラストは、あらゆる芸術的思潮に倣って描かれております。そんな「ミクダヨー」さんのイラストを、今回は印象主義(モネなど)や立体派(ピカソなど)などの作品と、その時代背景とともにまとめてみました。絵の勉強にもなるので、必見ですb

印象主義…19世紀後半のパリ画風

「日傘を差す女(モネ夫人)」
クロード・モネの作品も印象主義です。

怖いですね…
印象主義のミクダヨーさんの作品は、こんな感じb

立体派(キュビズム)…つまりピカソ風

立体派とは、文字のごとくですね。
立体派の作品は、「様々な角度から見た被写体が一枚の絵に混じり合っている」そんな感じです。

ミクダヨーさんだと、こんな感じですb

シュルレアリスムは、2パターンb(超現実主義か、超抽象主義か)

ダリの作品です。知ってますよね。
現実にはありえない世界を、具象的に描いてますね。時計は現実、こんな柔くありませんww

非具象的・記号的な抽象的な絵画です。でも、初音ミクに見えますよね?
もっとも、これは人間の心理に訴えかけているものがあります。人の心理はーー目を見つけようとするものです。

グラフィティアートとは、簡単に言うと落書きw

ロンドンを中心に活動する覆面芸術家 バンクシー(Banksy)さんが描いたグラフィティアートです。
落書き…なんですって、これが!

背景こそまだ描かれていませんが、グラフィティアート感が伝わってきますよね。

表現主義(作者の心情を誠実に『表現』している)

「ムンクの叫び」は知ってますよね。ノルウェーの画家、 エドヴァルド・ムンク作品です。
ちなみに正式名称は「叫び」です。
また、BLOODを連想させるような、流れる筆の描写が特徴です。

空の流れがそれっぽく見えませんか?
「叫び」ほどの恐怖心はなさそうです。

芸術には他にも、様々な表現法や描写法がございます。
ミクダヨーさんは、愛する初音ミクのみを題材として、こうした表現・描写を再現してますね。
実際、一人の画家が全ての芸術法に則って描くということは不可能なのです。つまり、ピカソにはピカソの表現法があり、モネにはモネの表現法があるーーとうことですね。
ただ、一つのキャラクターやモチーフをもとに、こうして様々な画家の作法に倣うのは面白い事かもしれませんね。

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