石川佳純が「ジャパントップ12」優勝を果たし称賛の嵐!世代交代に待ったをかけた姿に感動の声

石川佳純は、2019年に行われた「ジャパントップ12」で優勝を果たし、大きな話題を呼びました。当時は決勝で対戦した伊藤美誠など、石川よりも若い世代が力をつけてきており、マスコミから「世代交代の時期では…」と囁かれていたようです。そんな噂を一蹴するような、「日本のエース」であることを見せつけた結果に、ファンや視聴者からは感動の声も多くあがりました。

▼カメイアリーナ仙台で開催された「ジャパントップ12卓球大会」

<LIONカップ 第23回ジャパントップ12卓球大会(兼2019年世界卓球選手権日本代表選考会) 3月2日~3日 カメイアリーナ仙台>

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優勝賞金300万円を世界卓球代表内定者だけで争う大会

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4月の世界選手権(ブダペスト)シングルス代表に決まっている男女各5人によるトーナメント方式

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・男子は15歳の張本智和が初優勝

男子決勝で世界ランキング4位の張本智和(15)=エリートアカデミー=が、同10位の水谷隼(29)=木下グループ=に4-0でストレート勝ちし、今大会初優勝。優勝賞金300万円を獲得した。

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優勝インタビューで張本は、「嬉しい気持ちもあるが、これくらいのスピードでいかないと世界ランク1位になれない。このくらいのスピードで突き抜けていきたい」と抱負を語った。

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▼女子の決勝戦は石川佳純VS伊藤美誠

女子決勝は世界ランク4位の石川佳純(26)=全農=が、全日本3冠の伊藤美誠(18)=スターツ=

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互いに台に張り付くように構え、序盤からラリーの応酬。

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▼そして石川佳純が伊藤美誠を破り2年ぶりの優勝

石川佳純(26=世界ランク4位)が伊藤美誠(18=同7位)を破って優勝した。

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1月の全日本選手権で2年連続三冠を達成し勢いに乗る伊藤に、石川は「胸を借りるつもりだった。最後まで勇気を出してプレーした」と攻めに終始した。

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「戦術が多彩な選手。気持ちをコントロールし、焦らず対応することが大事だった」と伊藤の強打をしぶとく拾った。激しい打ち合いのなかでも、気持ちで一歩も引かず、ミスの少なかった石川に軍配が上がった。

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対戦は去年の韓国オープン以来でしたが、美誠ちゃんは全日本チャンピオンですし、気持ちとしては日本選手の中では誰とやるよりも思い切りできると思うので、今日は最初から思い切って出足から攻めていこうと思いました。

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▼「若手の台頭」や「年齢による衰え」について答えた石川佳純

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全日本卓球では一昨年、決勝で平野に、昨年は準決勝で伊藤に完敗。後進の突き上げと年齢による衰えを指摘する声はますます大きくなったが、この話を石川にぶつけると、こう反論した。

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「ライバルがいてこそ自分が成長できると思っているし、年齢は勝負になったらそこまで関係ないと思っています。卓球は作戦が大きく左右するところもある。どうやって工夫していけるかが大事だし、(後進の成長は)刺激をもらっている。焦りや危機感があるのはありがたいこと」

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今大会でこれを体現し、一矢報いた石川。試合後には「年齢や今までの成績を一回なくして、また東京五輪に向けて頑張りたい」と口にした。

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