「ささっと特徴をつかんだうまい絵を描きたい…!!」「花は簡易チューリップしか描けないけど、もっと上手くなりたい…!!」そんな方にオススメのイラスト練習方法を、福井真一さんの『たちまち上手くなる絵の本』より抜粋して紹介します。
Case1:人
一番良いのはモデルを見て写生、ですがそうそう付き合ってくれる人はいませんよね…
そんな時、雑誌のモデルをトレーシングペーパーで写しとるのが効果的。人の顔のパーツの詳細やバランスを最も手早く把握することができます。
Case2:モノ
基本的にモノの形は単純な円、四角、三角、そして遠近感覚の組み合わせからできています。
この事を踏まえ、マニキュアの瓶やペットボトル、机の上に置けるちょっとした小物の模写をしてみるのが良いです。
最も効果的に遠近感覚をつかむ方法は机の模写。
そして隠れたぶぶんも手を抜かずに描いてみる癖をつけるとなお◎です。(=本物らしくなる)
Case3:生き物
動物をスケッチする、のが一番良いですが、いきなり馬やなんかを描くのは難しいですよね…
見た目が苦手じゃなければ、図鑑を見て昆虫の模写をするのが、生き物のバランスをつかむ上では手っ取り早い方法です。
頭に一対の触角、胸に三対の足、そして羽…これらを単純な図形としてとらえる癖がつけば、次に動物を描くとき難なく形を理解できます。
Case4;花
身近にありすぎるがゆえに、イメージが先行しがちな花。
リアルに描きたいときはちょっと違和感がありますよね…
やはり図鑑や写真をトレースするのが一番効果的。花びらの翻りや葉のあり方、茎のしなりかたを手っ取り早くつかみやすいです。
また、立体感を出す上では手前の花びらの線を太く、横のび、向こう側の花びらを細く描くとリアルな印象を持たせます。
あとがき
(絵って描いてみたいけど難しそう…)そんな苦手意識がある方も多いるかもしれません。けれども、少し視点を変えるとたちまち描きやすくなるモノも多いはず。スタート時点で悩んでいる方は参考にしてみてください♪
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