時代は世界大戦へと突入していきます。戦争で男性が街中から消え、その代わりに労働力として女性が外で働き始めます。初期の頃は男性のスーツを思わせカッチリとしたデザインが多く。40年代半ばの戦後はその反動か、フレアスカートなどのエレガントな装いが流行りました。
戦前のファッション
1943年。ニットで作ったキャップを被るのが流行りました。
1940年。特徴的なデザインの帽子。
1943年
1940年代のファッションカタログ。肩はちょっとイカリ気味です。
メールオーダーサービス(通信販売)は、特に国土の広いアメリカで
多く利用され、この頃には当たり前のサービスになっていました。
1941年。働く女性らしいキッチリとしたファッションです。
1942年のスーツ風ドレス。スカートは細目でした。特徴的な帽子とともに、
右の女性のように頭にターバンを巻くのも流行りました。
1943年
戦時中であることを反映してか、地味な色味のドレス。
戦後のファッション
戦後になると、女性のファッションもフェミニンになりました。
生地をたっぷり使うこともできるようになったため、スカートもよりフンワリとしたデザインが流行りました。
1945年のファッションカタログ。大胆なストライプに戦争が終った開放感が垣間見えます。
戦争後は、映画に登場するスターのファッションの影響で、ふんわりしたフレアスカートの全盛期になります。
1948年
1949年。40年代も後半になると、スカートの広がりは少し落ち着いてきます。
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