鎌倉時代の医学書?「病草紙」
平安末期から鎌倉時代の初期(12世紀頃)に描かれた絵巻物「病草紙(やまいのそうし)」。当時の奇病や、その治療法などを説話風にして紹介した巻物でした。奇妙な病気に対する当時の人たちの好奇心や、怖いもの見たさの野次馬根性は、現代人とあまり変わらないように感じます。時代を経て現在ではバラバラになり、失われてしまった絵もある貴重な「病草紙」を紹介します。
平安末期から鎌倉時代の初期(12世紀頃)に描かれた絵巻物「病草紙(やまいのそうし)」。当時の奇病や、その治療法などを説話風にして紹介した巻物でした。奇妙な病気に対する当時の人たちの好奇心や、怖いもの見たさの野次馬根性は、現代人とあまり変わらないように感じます。時代を経て現在ではバラバラになり、失われてしまった絵もある貴重な「病草紙」を紹介します。