漫・F・画太郎、まん○太郎ほか様々なペンネームを(おそらく気分とその場の雰囲気で)使い分けながら、「珍遊記」、「まんゆうき」、「地獄甲子園」等多くの作品を発表。「ババアゾーン」等は広い世代に愛され、映画化もされています。
広告、装丁、アーティストのCDジャケットなどを手掛け、その才能は留まることを知らずさらに活躍の場は広がっています。
力技で押し切るような、不条理でナンセンスなギャグの中に時折哲学を忍ばせる唯一無二の画風と、圧倒的な書き込み力によってジジイとババアを描かせたら右に出る者はいません。
大型掲示板を中心に話題となった「赤さん」の画像も、元ネタは「地獄甲子園」から来ています。
アーティストとしての活躍はもちろん、映画好きが高じて映画評論を繰り広げることも多々。また、そのカルチャー愛が滲んでいると「タマフル」の愛称で親しまれるラジオ番組「ウィークエンドシャッフル」ではギャラクシー賞のDJパーソナリティ章も獲得しています。
巷説百物語シリーズ等で人気を博し、直木賞・山本周五郎賞など数々の名誉ある文学賞を受賞した、日本文学界の重鎮。
ご覧の通りの画風に加え、下ネタやスカトロネタにも臆すことのない漫☆画太郎先生の個展(中野ブロードウェイにて開催)には、多くのファンがつめかけ、先生の空気感を感じられる素敵な空間を堪能したようです。
今後も衰えることのない力技で、さらなる活躍を期待したいですね。