高校入試
湊かなえ著作
イヤミスの女王と言われる彼女ですが、この作品はいいです。後味も悪くないです。
自分の入試のころを思い出してしまいますよ。
おススメです。
あらすじ
名門橘第一高校の入試前日、教室の黒板に「入試をぶっつぶす! 」の貼り紙が見つかる。迎えた入試当日。振り回される学校側と、それぞれ思惑を抱えた受験生。謎に充ちた長い長い一日が始まった……。
七つの会議
池井戸潤 著作
さすが!とうならせる作品です。
ありそうな話です。微妙なリアルなラインを突いてくるのも池井戸潤ならでは、と言えます。
「空飛ぶタイヤ」に匹敵する力作です。
物凄くおすすめです。
映画『クリーピー 偽りの隣人』公式サイト | 2016年6月18日(土) 全国ロードショー
creepy.asmik-ace.co.jp
黒沢清 監督最新作/西島秀俊、竹内結子、川口春奈、東出昌大、香川照之 「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」 隣家の少女の告白×未解決の一家失踪事件。二つの繋がりは、本当の恐怖のはじまり――日常が戦慄へと変貌する、驚愕のサスペンス・スリラー!
クリーピー
前川裕 著作
人間の深い闇が描かれている作品です。
次が気になり過ぎてあっという間に読めます。おすすめです。
ーあらすじー
大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。ある日、刑事・野上から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端でしかなかった。「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
※クリーピーとは「ゾッとするような」「気味の悪い」という意味合いの言葉。
極卵
仙川環 著作
初めて読んだ著者ですが、頁数も手ごろで読みやすいです。
注目度の高い自然食品とミステリーの掛け合わせというジャンルの小説になります。
さらっと読めるのでおすすめです。
あらすじ
有名自然食品店で売り出された卵は、極上の味がキャッチフレーズの高級商品『極卵』。安全、安心だったはずなのに、猛毒による食中毒事件が発生する。時間が経つうちに感染者が急増し、次々に死亡。過激化した消費者団体は業者を糾弾し、大手マスメディアは過熱報道を増していく。しかし取材を始めた元新聞記者の瀬島桐子の前に、隠蔽された驚くべき真実が浮かび上がってきた…。
怒り
吉田修一著作
「悪人」の著者が描く最新作。上下巻の大作です。
いくつもの物語が同時進行します。真犯人はどこに?
おすすめです。
あらすじ
殺人現場には、血文字「怒」が残されていた。事件から1年後の夏、物語は始まる。逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?
バッドカンパニー
深町秋生 著作
人材派遣会社「NAS」。ヤクザ、テロリスト、国会議員……。法律なんてどこ吹く風で、いかなる依頼相手でも金を積まれれば汚れ仕事も引き受ける。スリリングなアクション満載の連作短編。
このジャケットだけで買いです。
お薦めです。
教場
長岡弘樹 著作
新しい警察小説の誕生です。
警察学校を舞台にした物語。こんなことが本当にあるのか、と驚く内容です。
警察官を見る目が変わると思います。
お薦めです。
残穢
小野不由美 著作
初めて読んだ作者の本でしたが、
感想としては非常に怖いです。
今まで心霊の世界で常識と思われていたことが、覆される内容です。
一流作家のコメントがあとがきにありますが、
絶賛されてますが、本を置いていたくない!というのもありますw
第26回山本周五郎賞 受賞作品
映画『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』予告編
映画が公開されます。
新検察捜査
中嶋博行 著作
前作「検察捜査」は江戸川乱歩賞受賞作、その続編。面白くないわけがない!
19年の時を経て、主要キャストは変わらず。美人検事が大活躍します!おすすめです。
あらすじ
検事・岩崎紀美子。仕事にいっさい妥協はしない。少年による猟奇殺人に騒然とする横浜地裁。裁判員裁判が始まろうとするその日、別の法廷で医師射殺事件が起きる。二つの事件に見え隠れする巨悪の影。待望の著者によるノンストップ・エンターテインメント!
偽金 フェイクマネー
相場英雄 著作
「震える牛」で有名な方ですが、
この本もなかなかの読み応えです。
本書の発行自体は2008年だそうで、設定もその頃となっています。なので、現在は色々な法整備等で設定が異なるかもしれませんが、今イチから書き直しても面白いかもです。おすすめです。
あらすじ
会社の思惑で依願退職を余儀なくされた男は、オンラインゲームの電子マネーに目をつけ、一攫千金を狙う。キャスターを目指すフリーの女子アナは、企業ポイントを取材、特ダネを探す。“偽金フェイクマネー”を追いかけるふたりの陰で、現代ヤクザが暗躍。巨額マネーをめぐる、拉致・脅迫から国際紛争まで事件は広がり、怒涛の結末へ―
友罪
薬丸岳著作
相変わらず重いテーマで物語は重厚です。
こういうことって日常に潜んでるんだろうな、
と思いながら読むとぐっとくるものがあります。
あらすじ
あなたは“その過去”を知っても友達でいられますか?埼玉の小さな町工場に就職した益田は、同日に入社した鈴木と出会う。無口で陰のある鈴木だったが、同い年の二人は次第に打ち解けてゆく。しかし、あるとき益田は、鈴木が十四年前、連続児童殺傷で日本中を震え上がらせた「黒蛇神事件」の犯人ではないかと疑惑を抱くようになり。。
クライマーズ・ハイ
横山秀夫著作
ものすごく有名な日航機墜落事故をベースにした話です。あの怒涛の夏を新聞社の目線で進んでいきます。
心揺さぶられます。
史上最悪と呼ばれる航空機事故、そしてその物語をぜひ読んでみてください。
お薦めです。
悪党
薬丸岳著作
今までの作風とは一線を画すものに仕上がっています。
舞台はある探偵事務所での様々な調査案件を進めていくうえで、ある事件の内容が新事実を明らかにしていきます。
あらすじ
探偵事務所で働いている佐伯修一は、老夫婦から「息子を殺し、少年院を出て社会復帰した男を追跡調査してほしい」という依頼を受ける。依頼に後ろ向きだった佐伯だが、所長の木暮の命令で調査を開始する。実は佐伯も姉を殺された犯罪被害者遺族だった。その後、「犯罪加害者の追跡調査」を幾つも手がけることに。加害者と被害者遺族に対面する中で、佐伯は姉を殺した犯人を追うことを決意し…。衝撃と感動の社会派ミステリ。
陽気なギャングは三つ数えろ
伊坂幸太郎著作
陽気なギャング シリーズ3作目です。
強盗たちの会話を読んでいるだけでクスッと笑えます。
テンポよく物語が進んでいきますよ。
ものすごくお薦めです。
長い長い殺人
宮部みゆき著作
設定が面白いです。
細かい短編が重なり合って、
最高のクライマックスを迎えます。
アイディア勝ちです。
お勧めです。
検察捜査
中嶋博行著作
この作者の作品は初めて読みましたが、非常に面白いです。それもそのはず、第40回江戸川乱歩賞受賞だそうです。古いですが、現在でも充分通用する作品です。
あらすじ
横浜の閑静な高級住宅街で、大物弁護士・西垣文雄が惨殺された。横浜地検の美人検察官・岩崎紀美子は、捜査を進めるほど、事件の裏に大きな闇を感じる。日弁連と検察庁、警察庁そして県警の確執…。現役弁護士作家が法曹界のタブーを鋭くえぐった、第40回江戸川乱歩賞受賞の傑作リーガル・サスペンス。
虚夢
薬丸岳著作
この作者、外れないです。
統合失調症と刑法39条がメインです。
テーマは重いです。があっと驚く展開があります。
あらすじ
通り魔事件によって娘の命は奪われた。だが犯人は「心神喪失」状態であったとされ、罪に問われることはなかった。心に大きな傷を負った男は妻とも別れてしまう。そして事件から4年、元嫁から突然、「あの男」を街で見たと告げられる。娘を殺めた男に近づこうとするが…。人の心の脆さと強さに踏み込んだ感動作。
扼殺のロンド
小島正樹著作
この作者の作品初めて読みましたが、
スケール大きく、風呂敷広げまくり!
でもちゃんと畳むんです。
トリックも完璧です。
読み応え十分。おすすめです。
あらすじは、
その事故車は工場の壁にぶつかってたわみ、ドアが開かなくなっていた。中には男女。女は腹を裂かれ、男は無傷のまま、死んでいた。直前にすれ違ったドライバーはふたりとも生きていたと証言、さらに男の驚くべき死因が判明して捜査は混迷を深めた。
しかし事件は終わらない。第二、第三の事件が追い打ちをかける──
ビッグデータ・コネクト
藤井大洋著作
近未来の日本を描いているITを中心にした警察モノです。
ITアレルギーがある人はちょっとtooMuchかもしれませんが、
非常によく練られたイイ作品です。
実際の刑事事件も出てきたりします。
おすすめです。
探偵の探偵Ⅳ
まさかの第四弾です。
全編クライマックスで走り続ける第四巻です。
時事ネタも出てきます、
この作者、かなりのスピードで本を執筆していることが分かります。
そして、まさかの第五弾もありそうな…。
ドラマも面白いですよ!
探偵の探偵Ⅲ
松岡圭祐著作
人気シリーズの第三作目。
死神との対決です。
ここまで読んできた読者であれば、
探偵業務に少なからず興味が出てきたかと。
そしてそれを回避する術を知っている著者も凄いな。。
そして、2015年7月最新作が発売になるそうです。
ドラマも始まってます。
おすすめです。
探偵の探偵Ⅱ
松岡圭祐著作
こちら続編です。
物語も深くなっていきます。
そして遂に核心に迫っていきますよ。
一気読み注意!
おすすめです。