おすすめノンフィクション10冊
おすすめノンフィクション書籍を10冊まとめました。
「モノづくりJAPAN」をここにも見ました。復興の様子に加え、彼らの信念やプライドに触れられる内容です。本を手にする全ての人に読まれるべき一冊。何気無く手にする紙にも、物凄い工夫が込められていると知ることができます。手に馴染む柔らかさの紙、文字が読みやすい色の紙(本の紙って真っ白じゃないんですよ!)などなど…。失って初めてそのありがたみが分かるのは世の常ですが、私も、震災で「紙が無い!」という事態になり製作担当者が紙とインクの確保に奔走する姿に接してようやく、色々と知ったクチです。
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人に勧められて何となく読み始めた本ですが、思わず引き込まれ一気に最後まで読み通してしまいました。一企業の東日本大震災からの復興の物語に留まらず、紙に関わるさまざまなエピソードが盛り込まれ、紙でできたリアルな本の良さを再認識しました。書物の電子化が進む世の中に警鐘を鳴らすという意味でも、意義深い作品だと思います。すべての読書ファンに読んでもらいたい一冊です。
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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
最初からぐいぐい引き込まれ、大著にもかかわらず、あっという間に読了しました。最終章では、なぜか、おいおいと声をあげて泣いてしまいました。久しぶりに読書の醍醐味を堪能しました。この10年で最高の本です。一人でも多くの人に読んでほしい。
木村政彦、牛島辰熊、岩釣兼生の柔道(=格闘技)にかける情熱と厳しい修行、その怪物ぶりがすさまじく、ぐいぐい引き込まれます。様々な資料やインタビューを通じて、彼らの人生や諸事件を詳細に解明していきます。多くの新事実に驚かされます。木村の栄光と挫折、後悔、それでも生き続けた後半生には切ないものがありますが、あくまで愛情を持って、しかし公正に記述する著者の「まなざし」が素晴らしい。また、古式柔術、武徳会vs講道館をめぐる政治により、柔道の表の歴史から不当に抹殺された人々にも公正な光を当て、本来の柔道(柔術、格闘技)とは何かを論じる著者に共感しました。こういう姿勢は、力道山や大山倍達への記述にも共通しています。そして、最後に明らかになるのは昭和という時代がどういうものであったのかということ、木村政彦と彼をめぐる人間や家族の素晴らしさ、人生の素晴らしさ、です。栄光だけの人生はあり得ません。彼は、凄かった、頑張っていた、そして、苦悩していた、しかし、最高に面白い、暖かい奴だった、と、今、増田氏により甦った木村政彦は、とても幸せな人です。
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繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史
かなり前向きな気持ちになれます。
人類は多少のアップダウンがありますが、トレンドは確実に上に行くことを確信させられました。
これは成功者に共通の意識でしょうね。
素晴らしかっ
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地球環境や経済的格差などを根拠に、今の世界を否定的に考えがちでした。
確かに不十分な面があると思いますが、この本に書かれていることは事実である気がします。
さらに、多くの人間が幸せになれるように、持続的な成長を目指すことが大事だと思いました。
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