現代的アート辞典:作家自身を伝えるためにまとめた「カタログ・レゾネ」
作家の人生をまとめたカタログ・レゾネについてまとめています。
草間彌生「Woman」の限定部数~レゾネの記述
版画の限定部数(エディション Ed.)というのは、版画が市場価値を持ってから重要且つ注目すべき作品データとなりました。
しかしそれは近々数十年のことで、亭主の知る限り1960年代以前は限定部数なんてほとんど意味を持たなかった。
もちろん、作家たちは(特に几帳面な)限定部数を決め、丁寧に一枚一枚番号を入れていました。
でも超人気作品ならいざ知らず、多くの版画は(版画家は)注文に応じて少しづつ刷る(従って番号も少しづつ記入する)のが普通でした。
出典: blog.livedoor.jp
画集を作るのも順番・作品の配置などを考えるので結構時間がかかります。
高価買取作家
ジャクソン・ポロック、ウイレム・デ・クーニング、マーク・ロスコ、バーネット・ニューマン、ジャスパー・ジョーンズ、アンディー・ウォーホル、ロイ・リクテンスタイン、トム・ウェッセルマン、クレス・オルデンバーグ
販売する側も喉から手が出るほど欲しいのです。
これを読んであなたもカタログ・レゾネを買いたくなった一人になったのではないでしょうか? 作家の作品に掛けた膨大な時間を考えても数万円と言う値段はとても安いものです。
カタログ・レゾネには人生の経験やどうそれを表現しているか?これでもかと凝縮されているような世界が広がっているのかもしれません。