21世紀に語り継ぎたいクラシックな洋画50選-2-

若い人達にも是非一度はみてほしい20世紀のクラシックな洋画50選。
その11作目〜20作目までを紹介します。

Lady Gaga - The Sound of Music Tribute at Oscars 2015 87th Academy Awards Full HD Video (HQ)

つい先日レディー・ガガが「サウンド・オブ・ミュージック」を歌っているのをTVで見たけれど、あまりにもオリジナルに忠実ですごくうまかったのでびっくりした記憶があります。

第三の男(The Third Man)

「第三の男」は、1949年公開、監督キャロル・リード。
計算され尽くした作品の作り方をしている、ということで「映画の勉強」をするにはうってつけの作品と言われています。
光と影をうまく使った撮影は有名。
また、奇才オーソン・ウェルズ(Orson Welles)の演技が異常な迫力です。

ラストシーンで、ジョセフ・コットン(Joseph Cotten)に目もくれず、並木道を毅然と歩き去るアリダ・ヴァリ(Alida Valli)が素晴らしい。

オズの魔法使い(The Wizard Of Oz)

「オズの魔法使い」は、1939年公開、アメリカ映画。監督ビクター・フレミング。
愛犬トトと一緒に竜巻ごと「オズの国」に飛ばされた少女ドロシーが、「脳がない」カカシ、「心がない」ブリキの木こり、「臆病な」ライオンたちとともにそれぞれの願いを叶えるため、エメラルドの都にいる魔法使いオズを訪ねる旅をする、という内容のミュージカルです。

ジュディ・ガーランドが、物語の主役ドロシーを生き生きと演じていました。

ドロシーが歌う「虹の彼方に」は今日でも私たちの胸を打つ素晴らしい曲です。

2001年宇宙の旅(2001:A Space Odyssey)

「2001年宇宙の旅」は、1968年公開、アメリカ映画。監督スタンリー・キューブリック。

公開当時から「難解な作品」ということで、見る側をある意味試すような性質の映画でした。
初めて「道具」を手に入れた人類の祖先たち。彼らが雄叫びとともに空中に放り投げた骨がいつのまにか宇宙ステーションに変わっていく映像美。
モノリスが意味するもの。当時の技術水準ではこんなに大きかったんだなぁと驚くコンピューター「HAL」の「反乱」。
そして最後の映像は一体何を言おうとしているのか…ラストまで圧倒されます。

リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」(冒頭部分)や、ヨハン・シュトラウス2世の円舞曲「美しく青きドナウ」など、クラシック音楽を随所に使い、壮大な宇宙を感じさせる効果を上げています。

宇宙船内部のデザインも素晴らしかったです。

matsurika
matsurika
@matsurika

目次 - Contents