現代的アート辞典:3Dじゃない、これは現実だ「3Dプリンター」
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あなたの喉から欲しかったものがこれで思いのまま!3Dプリンターをまとめいます。また後半ではアート作品も紹介しています。思い思いな創作を感じてください
改めて3Dプリンターとは
3Dプリンター(英語: 3D printer)とは、通常の紙に平面的に印刷するプリンターに対して、3DCAD、3DCGデータを元に立体(3次元のオブジェクト)を造形する機器。
出典: ja.wikipedia.org
何がスゴイのかというと、これまで多額の費用のかかる金型や大型装置ナシではできなかったモノの製造を、小型の3Dプリンター1つで実現できること。これがあれば、資金力に乏しい中小企業や個人でもほしい形状のモノが手軽につくれるようになる。
出典: diamond.jp
きちんと実用的なものも作れるのが3Dプリンターの良い所です。
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左が3Dプリンターになります。
注意書きが入っていて水とと光に気をつけろと書いてありました
出典: ameblo.jp
上の文章は画像元より。3Dプリンターにも弱点があるって事ですね。(自分の体験では紙コップに取っ手を付ける道具としては使えました。)
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独特の質感が3Dプリンターにはありますよね。
当然アート界での使用も始まっています。
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精巧過ぎで言葉が出ません。
これはJonty Hurwitz氏というアーティストの作品だ。題名は「TRUST」。サイズは80×100×20ミクロン。ただし手で作ったものではない。本物の人間をキャプチャーして、3Dプリンタで製作したものだ。
出典: toyokeizai.net
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砂糖と言う事なので3Dプリンターの質感とどう組み合わさるのか気になります。
Sugar Lab社が3Dプリンティングで制作する「3D砂糖」は、角砂糖とは全然違うものだ。複雑なデザインで、大きなものでは高さ25cmほどあるアート作品なのだ。
出典: wired.jp
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アクション映画でありそうなCGマントが現実のものにと言う感じです。(実際の作品内容違いますが)
これは彫刻家のEyal Geverさんが作った3Dアート。3DCGのオブジェクトが衝突・破裂・拡散している瞬間をそのまま立体出力している。物理演算の結果による人間の目では捉えられないはずの世界が手で触れるようになるなんて。
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想像以上に何でも作られるのですね。
ドイツのスタジオであるDeskriptivは、アート作品を生み出すために3Dプリンターを活用しています。細かい造形を迅速に形にできる3Dプリンターは、頭の中の構想を作品のベースに変える有効な手段なのかもしれません。
出典: 3dwave.net
迅速と言うのは言い過ぎじゃないの?と言う気はしますが確かに今までみたいに普通に彫刻するより大幅に早くイメージを形化出来るのでしょう。
3Dプリンターは元々あるそうですが、値段が安くなって広まってる今、色んな人が色んな使い方をしているイメージがありました。またアート方面でも想像以上に色んな作品が作られているのも分かりました。私も作ってみたいです。