オカルト好きなら最低限読んでほしい名作10個をまとめて紹介!「八尺様」「きさらぎ駅」「ことりばこ」など

本記事ではオカルトが好きな人にはぜひ読んでもらいたい、2ちゃんねる発の人気の「怖い話」10作品をまとめて紹介している。記事中では「八尺様」「ことりばこ」「きさらぎ駅」「禁后(パンドラ)」「俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない」「高校のクラス全員で悪霊と戦った話させてくれ」などを掲載した。いずれも読みごたえのある内容となっているので、ぜひ最後まで楽しんでほしい。

タイトルは二種類が知られているようですがどちらも同じ内容です。最初はどこにでもいる普通の高校生の、ちょっとした好奇心から始まりました。何気ない遊びのつもりがどうやらとんでもないものを召喚してしまいました。これに教師や校長先生といった周辺の人たちまでもが巻き込まれ、最後はクラスが一致団結しあっと驚く名案で解決します。長文ですが一読の価値あり。

■■■【07】俺が異世界に行った話をする

去年の4月に大学を卒業して、マンションに引っ越した。そのマンションが
回=回=回=
↑こんな形をしたマンションなんだ。真ん中が中庭になっていて、俺は左端に住んでる。

=のところも部屋があってマンションは6階建て。右側にマンションの玄関があり、そこからしか出入りはできない。中庭といっても地面も壁もコンクリートで使い道は全くない。で、俺の住んでる部屋からはドアがあって中庭に入れる。他の部屋からは不可。その中庭がおかしいんだ。どうおかしいかは説明できないんだが、とにかく中庭にしばらくいると目が回って気分が悪くなる…

出典: blog.livedoor.jp

【異世界】俺が異世界に行った話をする(朗読)

序盤からしてどこまでが現実でどこから不思議体験なのかの境界線が不明で、気が付いたらその展開にグイグイ引き込まれることでしょう。長文の上、時間と空間の両方がブッ飛んでいるのにここまできちんと書き上げる報告者の力量に感心させられます。

■■■【08】リョウメンスクナ

俺、建築関係の仕事やってんだけれども、先日、岩手県のとある古いお寺を解体することになったんだわ。今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。
「~、ちょっと来て」
と。俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。
俺「何これ?」
同僚「いや、何かなと思って…本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」

木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな…

出典: xn--u9jv84l7ea468b.com

「リョウメンスクナ」

短編で読みやすい物語ではありますが、そのあまりにも濃密な内容に圧倒されることでしょう。ここまで出来すぎていると完全な創作かも?と疑いたくなりますが、それが実在したと思われる検証レポートもあったりと興味は尽きません。

■■■【09】幼少から続いてる恐ろしい体験を話す

これは俺が小学校4年生から現在まで続いてる話。当時の俺は、仲の良い男の子と女の子が居て、学校の休み時間も放課後も常に3人で行動していた。仮に名前をA男とC菜としておく。
3人でふざけ合ったり喧嘩したり、まあ良く居る仲良し3人組みみたいな感じだった。

そんなある日、C菜は学校を休んだ。これは、おかしいと俺は咄嗟に思った、C菜は超が付くほどの健康優良児であり、今まで一度も学校を休んだことがなかったのだ…

出典: world-fusigi.net

幼少から続いてる恐ろしい夢の話

これもいくつかのタイトルがありますが同じ内容です。冒頭にある通り、小学4年から現在(大学生)までおよそ10年に渡って続く長編物語です。報告者の成長にあわせて話の趣旨が複雑怪奇化していき、どんどん引き込まれていきます。

■■■【10】一つの村が消えた話をする

俺はある山奥の村で生まれ育った。人口は百人程度、村に学校は無かったから、町の小中学校まで通って行っていた。村人の殆どは中年の大人や高齢の方で、一部の高校生や大学生の人達も村を離れている。当時の子供達と言えば、俺と幼馴染の女子のAと男子のBの同世代のみであり、俺達より年下の村人もいなかったから、殆ど仲の良い三人で勉強をし、川遊びをし、釣りをしたりという生活を送っていた。

幼馴染のAは俺達の中でも一番賢く、はっきり言うと美人で超田舎にこんな子がいるのは割と珍しい方なんじゃないか?って、一人思っていた事もあった。神社の神主の一族で、幼い頃から巫女として育てられてきた。幼馴染のBは頼りがいのある奴で、遊びの予定とか内容も殆ど彼が決めていた…

出典: blog.livedoor.jp

サウンドノベル:一つの村が消えた話

ここ数年で個人的に最も衝撃を受けた物語。2019年現在ではGoogleで「一つ」と入力するだけでタイトルが検索候補に現れるほどです。最終的に報告者が目的を達成したのか否かは不明ですが、その幕引きがまるでスペクタクル映画を見終えたようなスケール感に包まれます。長文な上に配役が難解なので一度では解読できない可能性もありますが、二度三度と読むだけの価値はあると思います。

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独断で選んだオカルト名作10選、夏の夜に一度ご覧になってみては如何でしょう?どれも読み応えのある傑作ばかりで自信をもってお勧めします。

donpagos690
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@donpagos690

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