現代的アート辞典：みんなの斬新主義「モダニズム」

2023.04.23

建築物からそこの内部に飾るアート、そしてフィギュアまで幅広くあるモダニズムについてまとめています。
モダニズムとは少なくとも今の時代において前衛的と言うより求められてるものを作ってみんなに新鮮だと思われてるような感じがあります。

モダニズムとは

モダニズムは20世紀以降に起こった芸術運動、特に第一次世界大戦以後（戦間期）の1920年代を中心にした前衛的な動向を指す

一般的には伝統主義に対する近代主義や現代主義を意味するが、狭義には宗教および芸術の分野における用語。

もっと広義の意味であれば最先端であると言う事かもしれません。

かなり斬新なような、ゲームに出てきそうなデザインです。

「建築にとってアートはとても大切です」と語っていたニーマイヤーは、幼い頃からドローイングを得意とし、描いた絵をじっとながめることで、それが存在するように立ち現れることを感じていたという。フリーハンドの大胆さと自由さ、そしてそれを空間化していく

現実を形にした感じがとても素敵です。

日本の建築物。ホテルだそうですがマンション的で、ですがどこか違う印象です

昔の現代建築?とはヘンな言い方になりますが、モダニズム建築とはたいていレトロな感じがするものです。
梁と柱が剥き出しの日本建築の美しさという点では、有名な旧大阪中央郵便局を凌ぎさらにそのモチーフが具体的に感じられます。

レトロ感があるから逆に新鮮とは確かによく言われますよね。

日本人にはあまり太刀打ち出来なさそうな感性です。

最新のデザインの領域においては、すべてがつねにポスト・モダンであることを要請される。「目新しいもの」を希求する現代的な価値観においては、「高尚な美」「端正な形態」「機能的な造形」「伝統的な構造」などよりも、「おもしろデザイン」的な意匠のほうが注目を浴びるのである。

たしかにそんな所があるかもしれません。

10数年前のアニメドラえもんのEDテーマでこれと似た作品（同じ村上隆氏）が出ていました。

まあものすごいインパクトありますよね。

作品の腕の形はまさにわかってる感じですね。

これら村上隆氏の作品は斬新であると言うより、日本おなじみのそれを堂々と商売として見せていてそれが外国人には斬新に感じるのかもしれません。

村上隆氏をモダニズムと呼ぶかはまた評価が分かれるかもしれませんが、モダニズム自体が常に自分たちの思う「斬新」を求められているような気がします。