現代的アート辞典:パリに密着したファンタジック「アール・ヌーヴォー」

言葉自体はあまり聞いたことない「アール・ヌーヴォー」について取り上げています。しかしこのアール・ヌーヴォーはアントニ・ガウディの作風であったり、平面作品を見て親しみやすい印象を多くの方が持つのでは思います。

アール・ヌーヴォー

十九世紀末から二十世紀初頭にかけてヨーロッパに流行した装飾様式。植物をモチーフにした、流れるような曲線が特徴。

出典: www.google.com

どんな作品があるのでしょう。

現代でも支持されそうなデザイン性だと思います。

女の子が好みそうなファンタジックな作品観がアール・ヌーヴォーの特徴かもしれません。

アール・ヌーヴォーの作家達

アルフォンス・ミュシャは、アール・ヌーボー様式を代表する画家です。絵画の芸術性をポスターに持ち込んだ先人たちの活躍によって、ポスターが単なる宣伝手段から芸術作品として認められ始めた時代にあって、ミュシャはこれをさらに発展させます。

出典: www.jti.co.jp

上の平面画像がその方の作品にあたります。

アール・ヌーヴォーの作家、作品

エクトール・ギマール(建築)
アントニ・ガウディ(建築)
エミール・ガレ(ガラス工芸)
ルイス・カムフォート・ティファニー(ガラス工芸)
ルネ・ラリック(ガラス工芸)

出典: www.idia.jp

エクトール・ギマールとは

エクトール・ギマール(Hector Guimard, リヨン、1867年3月10日 – ニューヨーク、1942年5月20日)は、フランスの建築家で、同国におけるアール・ヌーヴォーの代表者。

出典: ja.wikipedia.org

パリへ行くと、必ずお世話になるものがあります。
それがメトロ。それほどパリ歩きにとっては欠かせないものの一つです。

あのうねうねとした蔦のような緑の入口。
これはエクトール・ギマールというアール・ヌーヴォーの代表的建築家の作品です。

出典: koumikami.exblog.jp

パリにとって必要不可欠な作家のようです。

パリに行ったことのある人でもこれがアール・ヌーヴォーだったなんてと驚いてる方もいるでしょう。

アントニ・ガウディとは

アントニ・ガウディ(カタルーニャ語:Antoni Plàcid Guillem Gaudí i Cornet, [ənˈtoni gəu̯ˈði i kuɾˈnɛt] 1852年6月25日 - 1926年6月10日)は、スペイン、カタルーニャ出身の建築家。19世紀から20世紀にかけてのモデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期のバルセロナを中心に活動した。サグラダ・ファミリア(聖家族教会)・グエル公園(1900-14)・カサ・ミラ(1906-10)をはじめとしたその作品はアントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。

出典: ja.wikipedia.org

いまだ建設途中の作品でおなじみの芸術家です。

代表的な作品の一つ。写真で見てなんじゃこりゃと思うから、生で見たら余計にそう感じるのでしょう。

40秒と言う時間帯。最初のシーンで間違いなく掴みの良い映像です。

アール・ヌーヴォーを取り入れた現代建築です。

アール・ヌーヴォーがパリには欠かせない存在であることがこのまとめで分かったと思います。
特にアントニ・ガウディの作品がアール・ヌーヴォーなのが個人的に驚きました。
また私達日本人、とくに女性にも好まれそうな作品でもある事も興味深いと思いました。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents