現代的アート辞典:良く見る、触れる「ポップアート 」と「インスタレーション」
現代アート(コンテンポラリー)の中の用語であるポップアート とインスタレーションについて解説しています。
特にAndy Warholについては作品を知っていたとしても改めてなんじゃこりゃと思うでしょう。
コンテンポラリー
コンテンポラリー‐アート(contemporary art)
現代美術
出典: kotobank.jp
《現代アートの種類》
大まかですが、現代アートの種類をご紹介します。
ミニマルアート
装飾や説明的な部分を出来る限りなくし、シンプルな形と色で表現する彫刻や絵画のことです。
ランドアート
木、砂や土などの自然の素材を使ったアート作品のことです。キャンバスや石膏などを利用せず、砂漠や平原などに作品を作ります。
ポップアート
雑誌や広告、漫画などの報道写真を素材として作られた作品で、現代の大量生産・大量消費を批判的に表現する作品が多いです。
インスタレーション
室内や屋外などにオブジェや装置を置くことで、場所や空間全体を作品とする事です。
出典: emmarose.jp
特に目にする「ポップアート 」「インスタレーション 」それらが現代アートになると極端に言えばそうなります。
ポップアート事件
2015.4.18 SAT
アップル、著作権侵害でポップアート作家に訴えられる
アップルと、2人組のアーティストが訴えられた。ブラジル出身の有名アーティストが、自身の作品の模倣品がアップルの広告で利用されていると主張したためだ。
出典: wired.jp
ポップアートも現代に馴染んでいるからそう言うことも起こるんですね。
ポップアート 界の巨匠
Andy Warhol
アメリカン・ポップアート界において、最も中心的な存在として活躍。1960年代のアートシーンを輝かせた。
出典: www.tagboat.com
ポップアートを飛び越した現代アート界の偉大すぎる存在です。
「当時の絵画は、その人のオリジナリティのある主題で、精神性やメッセージが込められた表現がよいとされていました。ところがウォーホルは、マリリン・モンローやキャンベルスープのように、大衆的で低俗と見なされていたものを主題にして、美術作品として発表したのです」
出典: toyokeizai.net
マリリンが低俗とも見られていたから成立出来たとも言い換えられるかもしれません。
インスタレーションとは
据え付け、取付け、設置の意味から転じて、展示空間を含めて作品とみなす手法を指す。彫刻の延長として捉えられたり、音や光といった物体に依拠しない素材を活かした作品や、観客を内部に取り込むタイプの作品などに適用される。
出典: artscape.jp
これもインスタレーション
7トンの塩で描く、生命の森
緻密な迷路や網の目の模様を塩で描く。気が遠くなるような作品づくりの裏には、生と死を見つめる強く優しいまなざしがあった。
平面作品よりそっちの三次元作品の方が新しい印象を受けます。
コンテンポラリーの代表的なものとして取り上げた「ポップアート 」と「インスタレーション」は親しみやすい印象を受けました。
映像であったりマリリン・モンロー分かりやすい主題で描いているからでしょう。