ファイナルファンタジー(FF)の召喚獣まとめ

召喚獣とは、人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する異形の存在。作品によってはストーリーにも大きく影響を及ぼす。
召喚獣の姿は人型やモンスターなど多種多様であり、プレイヤーの心強い味方として戦ってくれたり、時には強敵としても登場し、ゲームを盛り上げてくれる。

『FF3』以降の作品に登場する、老人の姿をした雷属性の召喚獣。
シリーズ通して、杖を持ち長い髭の老人の姿で描かれる。
固有技は「裁きの雷」で、敵全体に雷を落として攻撃する。
『FF6』では、シヴァ、イフリートと姉弟の関係という設定であった。
『FF8』や『FF10』では他の召喚獣に立場を奪われており、登場していない。
特に召喚獣を育成できる『FF8』においては「じいさんを育てても面白くない」という理由でリストラされることとなった。

登場作品:『FF3』〜『FF7』『FF9』『FF11』『FF12RW』『FFT』『FFTA』『DFF』

ランドウォーム(Landworm)

『DDFF』で追加された召喚石。
砂漠などに住む巨大なミミズのようなモンスター。
固有技は「すいこみ」で、『DFF』のシステムパラメーターであるブレイブを吸い取りダウンさせる。
FFシリーズでは通常の敵モンスターとして登場することが多い。

登場作品:『DDFF』

リヴァイアサン(Leviathan)

巨大な水竜の召喚獣。
『FF3』ではリヴァイアと表記され、固有技は「つなみ」、『FF5』での表記はリバイアサン、『FF8』『FF9』の表記はリヴァイアサンで、固有技は共に「大海嘯(だいかいしょう)」、『FF7』での固有技は「大海衝」(だいかいしょう)、『FF4(GBA版)』や『FFT』での固有技は「タイダルウェイブ」となっている。
いずれも水属性の攻撃で、大津波を起こして攻撃する。
『FF2』では召喚獣ではなく、主人公たちの乗った船ごと飲み込んでしまう海の怪物として登場し、リヴァイアサンの胎内自体がダンジョンとなっていた。

登場作品:『FF3』〜『FF5』『FF6(GBA版)』『FF7』〜『FF9』『FF11』『FF12RW』『FFT』『DFF』

リッチ(Lich)

死神のような姿の召喚獣。
固有技は「不条理の翼」で、珍しい暗属性攻撃で、敵の最大HPの半分のダメージを与える。
最大HPの半分のダメージなので2回当たればどんな敵でも倒せる。ボス戦でも活躍できる。
最初の登場は『FF1』のボスとして、その後のシリーズでもたびたび敵として登場する。

登場作品:『FFT』『DFF』

レモラ(Remora)

『FF5』で初登場した魚の召喚獣。
固有技は「まとわりつき」で、敵単体に麻痺の効果を与える。
『FF12 RW』では雷属性の召喚獣として登場し、固有技『雷のチョップ』で攻撃する。
レモラは英語では「コバンザメ」を意味する。
古代ローマの伝説ではレモラは、船舶にまとわりついて難破させると言われている。

登場作品:『FF5』『FF12RW』

ワ行

ワイバーン(Wyvern)

飛竜の召喚獣。
固有技は「かみつき」と火属性攻撃の「フレイムブレス」。
FFシリーズでは雑魚敵として登場することが多い。
同じドラゴンの姿の召喚獣というとバハムートがいるので、存在感は薄い。

登場作品:『FF12RW』

裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

オーディンが斬鉄剣を使う理由

『FF3』の召喚獣はすべてイラストレーターの天野喜孝氏によるデザイン。

オーディンの由来は北欧神話に登場する戦争と死の神の名前から。
オーディンはグングニルという槍を得物とするが、FFシリーズのオーディンはなぜか「斬鉄剣」を装備している。
これは、当時『FF3』の開発の中で、最初は神話通りグングニルの槍を持たせる予定だったが、イラストを担当する天野氏のオーディンの絵が剣装備だったため、企画を変更した。
元々、一撃必殺という効果は決まっていたため、開発内の話し合いで、一撃必殺の剣といえば「斬鉄剣」だという事になり、命名された。
後の『FF5』にて、オーディンに「グングニルの槍」という技が追加された。

ちなみに「斬鉄剣」というと『ルパン三世』のキャラクター石川五ェ門の持つ剣のことだと思われているようだが、実際は、極めて強度が高く良く切れる日本刀の総称である。

バハムートはベヒーモスだった?

牛の姿をしたものが「クジャタ」その下にいる魚が「バハムート」

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