早すぎる死!ジャン=ミシェル・バスキアの作品群
早すぎる死というと真っ先にこの人が思い浮かびます。あまりに衝撃的で、破壊的な色使い。アフリカの民族模様を思わせるアートの中のアートといったらジャン=ミシェル・バスキア以外にありえないでしょう。本当にすごいその作品をみよ!
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ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)とは、1960年12月22日生まれ、ニューヨーク市・ブルックリン出身のハイチ系アメリカ人画家である。プエルトリコ系移民の母親とハイチ系移民の父親の間に誕生する。母に連れられてニューヨーク近代美術館を頻繁に訪れ、ピカソの「ゲルニカ」を良く鑑賞していた。幼いころから絵を描いており、母親の勧めもあって芸術活動を行っていた。17歳よりスラム街の壁などにスプレーペインティングを始める。当初は評価されなかったが徐々に知名度が上昇していき、ニューヨークで個展を開催する程になった。1983年にはアンディ・ウォーホルと知り合い、ともに作品作りを行うようになる。しかし1985年の展覧会での評価をきっかけに2人の関係は悪化し、バスキアは徐々にヘロインに依存するようになる。1988年、ヘロインのオーバードーズが原因で27歳で死去した。