ナルサス

ナルサス

ナルサスは『アルスラーン戦記』に登場するパルス国ダイラム地方の旧領主。アルスラーン軍の軍師にして、アルスラーンの政治・軍事の師匠でもある。
シンドゥラ語を始めとする各国語に造詣が深く、政務・軍略双方に通じている。さらに人心すらも的確に言い当てることができるなど、洞察力にも優れている。それに加えて剣術の腕前も高く、まさに文武両道の人物である。
一方で優しげな容姿に似合わない毒舌家である他、地位や名誉、金銭には興味を示さない。愛しているのは芸術だが、親友のダリューンにけなされたり、アルスラーンが硬直したりなど、そちらの方面の才能は壊滅的。しかし自身の絵や芸術を否定する者には手厳しい。第2部ではパルス国の「副宰相(フラマート)であり宮廷画家」とされている。本人的は宮廷画家が主であるようで、宮廷画家の地位に執着している。

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