Poppy Playtime(ポピープレイタイム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Poppy Playtime』とは、Mob Entertainmentが開発した一人称のロジックパズル、サバイバルホラーゲーム。2021年にチャプター1、2022年にチャプター2がリリースされている。架空のおもちゃメーカー「Playtime社」で起きた従業員失踪事件の真相を探るべく、主人公は工場を探索する。そこでハギーワギーを含め工場に住んでいるおもちゃたちが次々と主人公に襲い掛かる。凝った謎解き要素と個性的なキャラクター達が魅力だ。

『Poppy Playtime(ポピープレイタイム)』の概要

『Poppy Playtime』とは、Mob Entertainmentが開発した一人称のロジックパズル、サバイバルホラーゲーム。2021年にチャプター1、2022年にチャプター2がリリースされている。シングルプレイモードのみで、Windows、Nintendo Switch、Android、PlayStation 4、PlayStation 5版でプレイすることが可能だ。Switch版でのみ日本語が対応されている。
架空のおもちゃメーカー「Playtime社」で起きた従業員失踪事件の真相を探るべく、主人公は工場を探索する。そこでハギーワギーを含め工場に住んでいるおもちゃたちが次々と主人公に襲い掛かる。
凝った謎解き要素と個性的なキャラクター達が魅力で、海外だけでなく、日本でも人気のゲームだ。特にゲームの主要キャラクターであるハギーワギーはグッズも多数制作され、各国で販売されている。
2022年には映画の制作開始も発表されている。

『Poppy Playtime(ポピープレイタイム)』のあらすじ・ストーリー

おもちゃ工場での失踪事件

ある日「Playtime社」の従業員が次々に突然失踪する事件が起きる。その事件から10年後、「Playtime社」の元従業員だった主人公の家にある日VHSテープの入った荷物が届いた。ビデオデッキで届いたテープを再生すると「Playtime社」のCMが流れ、突然行方不明となった従業員の書いた「花を見つけろ」という手紙が映し出される。

ハギーワギーからの逃亡

主人公を追いかけるハギーワギー

失踪事件の真実を暴くため、主人公は廃工場となった「Playtime社」のおもちゃ工場を訪れる。汽車のおもちゃに隠された暗唱番号を見つけ出すなど工場に仕掛られた謎解きを次々クリアし、GrabPackという手腕型のアイテムを使いながら工場を進んでいくと、「Playtime社」で人気のあったおもちゃ「ハギーワギー」の大きなオブジェを発見する。二個目のGrabPackを手に入れた主人公はおもちゃ工場で機械を動かし、当時作られていたおもちゃを一個試作する。するとオブジェだと思っていた「ハギーワギー」に追いかけられ、追い詰められるがベルトコンベアーの一部を破壊し、ハギーワギーを奈落の底へ転落させることで危機を免れた。工場内のある部屋に辿りついた主人公は、そこでケースに入った「ポピー」という人形を発見する。ケースを開き、「ポピー」を開放するところでチャプター1の物語は終了となっている。

マミーロングレッグスからの挑戦状

主人公を追いかけるマミーロングレッグス

チャプター2は、1の続きで「ポピー」を開放したところから物語が始まる。引き続き工場の裏を探索する主人公は、「Playtime社」の創立者であるエリオット・ルートヴィヒのオフィスを見つけて入る。オフィスの通気口で主人公が開放した「ポピー」と再会し、「ポピー」は開放してくれたお礼に工場からの脱出を手伝うことになる。だが「ポピー」は謎の手に捕まり、大きな穴の中に引きずり込まれてしまった。
「ポピー」を探し列車のあるゲームステーションに入ると、「ポピー」を捕まえた犯人の「マミーロングレッグス」を発見する。主人公の赤いGrabPackを奪い取った「マミーロングレッグス」は、「ポピー」を開放する代わりにゲームに3勝する条件を突き付ける。「マミーロングレッグス」はゲームに挑戦すると言った主人公に脱出の鍵となる列車のコードを渡し、「ルールを守らなければ殺す」と脅した。

ポピーの裏切り

電気を一時的に保持することのできる緑のGrabPackを赤のGrabPackの代わりに作成した主人公は、まず「ブンゾバニー」のゲームに挑戦する。ブンゾバニー戦は、モニターに指示された色とマークをGrabPackで選択する記憶パズルゲームだ。「ブンゾバニー」を倒し、次は「ミニハギーズ」にゲームを挑まれる。ミニハギーズ戦は八角形の箱に閉じ込められ、箱の穴から飛び出す「ミニハギーズ」たちを叩いて倒していくモグラ叩きゲームだ。「ミニハギーズ」のゲームもクリアした主人公は2つの列車のコードを手に入れ、「マミーロングレッグス」のルールを破り工場の地下トンネルから脱出する。それに激怒した「マミーロングレッグス」は主人公を追いかけトンネルに入るが、工業用シュレッダーの刃に巻き込まれ死亡した。
3つ目の列車のコードを手に入れた主人公は、「マミーロングレッグス」によって蜘蛛の巣に縛られた「ポピー」を開放する。「ポピー」と共に脱出の為列車に乗り込んだ主人公だったが、主人公の工場内での活躍を見ていた「ポピー」は主人公に仲間のおもちゃを助けてもらおうと列車を迂回させる。しかし会話の途中で列車は暴走し、「Playcare」という看板の近くで脱線したのだった。

『Poppy Playtime(ポピープレイタイム)』のゲームシステム

廃業となった架空のおもちゃ会社「Playtime社」の廃工場を訪れた主人公を操作する一人称視点のサバイバルホラーゲーム。
工場に住んでいる「ハギーワギー」や「マミーロングレッグス」などのおもちゃが敵となり、襲い掛かってくるためそれらを回避しながら工場からの脱出を目指す。
VHSテープというアイテムでビデオを見ることで、物語のさらに細かい解説を知ることが可能だ。また、GrabPackというアイテムを使って扉を開いたりパズルを解いたりするためゲームを進めるために必ず拾わなければいけない。

『Poppy Playtime(ポピープレイタイム)』の登場人物・キャラクター

チャプター1

ハギーワギー(Huggy Wuggy)

チャプター1のメインキャラクターである青い毛皮と細長い手足が特徴のおもちゃ。1984年に「Playtime社」で販売され、大人気であった。
全長3.6メートルの巨体で、鋭い牙が生えている。元は長い腕で抱きしめる仕様だったため、手にはマジックテープがついている。
工場を探索する主人公を食べようと襲い掛かった。

キシーミシー(Kissy Missy)

ハギーワギーと形が似ており、ピンク色なのが特徴のおもちゃ。1985年に「Playtime社」で販売され、公式では「ハギーワギーの良き理解者」と紹介されている。
チャプター2で登場し、主人公を助けようとする。

ポピー(Poppy)

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