ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。

ファントマとは、人や動物、魔物の魂のことである。
システム的にも重要なものではあるが、ストーリーにも深く関わっている。
ファントマに傷をつけられると、回復魔法でも回復できず、そのまま放っておくと死に至る。

システム的には、倒した敵から回収することが出来るもので、魔法を強化する為に用いられる物である。
ファントマには種類があり、敵を倒した際に炎系の攻撃をしていたら炎系のファントマが得られ、雷系の攻撃をしていたら雷系というように分かれている。
ファントマは5種類で炎・氷・雷・特殊・無となっている。
「ファントマ」を使って魔法の強化が出来たり、ステータスアイテムなどと交換することができる。
また、ファントマを回収時、その衝撃で周りの敵に攻撃できる。

魔導院ペリシティリウム朱雀

ペリシティリウムとは、オリエンス4国それぞれに1つずつ存在する、クリスタルを管理する国家機関のこと。
それぞれ朱雀・玄武・白虎・蒼龍のクリスタルの名を冠している。
ルブルムにあるものは朱雀で、魔導院がその役割を担っている。
「魔導院ペリシティリウム朱雀」は、ルブルムの首都アーカムにある。
魔導院とはルブルムにおいて伝承に登場する「アギト」となるべき人材を養成する施設であり、主人公たちアギト候補生が入学し、日常生活を営む学校である。
ルブルムにある朱雀のクリスタルは人間に魔力を供給するが、魔力は20歳を過ぎると弱ってしまうため、魔導院にいる候補生は未成年ばかりである。20歳になって成果が出なければ、退学となる。

魔導院に入学して候補生になるためには非常に難易度の高い試験があり、並外れた才能に加え、更なる努力をして初めて候補生になれるという狭き門である。
魔導院は能力別にクラス分けされており、12のクラスと訓練生、そして主人公たちが所属する朱雀最強といわれる0組から成る。
クラスの数字が小さいほど優秀と言われている。
それぞれのクラスは着用するマントの色が違い、0組は朱色。

0組(クラスゼロ)

朱雀の魔道院に所属するアギト候補生の中でも、特に優れた力を持つ者が集まるクラスで、当初その存在は秘匿されていた。
呼称は「クラスゼロ」。クラスのマントの色は朱雀の象徴である朱。
0組は物語開始時から100年以上前に存在していたことが確認されているが、現在では存在しないと思われており、0組のシンボルカラーには存在しない朱「幻の朱」という通称が付いていた。
0組は物語序盤のミリテス皇国による侵攻時の魔導院解放作戦にて初めてその姿を現し、以降は歴史の表舞台へと立つことになる。

0組に所属するのは16、7歳前後の14人の少年少女たち。
このうち追加メンバーであるレムとマキナを除いた12人の名前はトランプの数字が由来。
彼ら12人は7歳~9歳で魔法局管理下の施設に引き取られ、育成されることとなった。
ルブルムにおいて影響力のある魔法局局長アレシアに育てられた0組12人は、その能力も相まって軍においての待遇も他の候補生とは一線を画している。
また、彼ら12人は本来ならば受けなければならない試験を受けずに候補生となった特例でもある。
そのため、0組を快く思っていない者も軍内には少なからずいる。

作中で他の者たちが苦戦する中、0組の12人だけが魔法を封印するクリスタルジャマーの影響を受けないで行動できている。その理由については明らかにされていないが、アレシアの支援によるものと思われる。
0組メンバーは、死亡してもアレシアの蘇生を受けられる。

『ファイナルファンタジー 零式』のあらすじ・ストーリー

物語の舞台はオリエンスと呼ばれる世界。
オリエンスの大陸にはクリスタルを持つ4つの国家が存在していた。
朱雀クリスタルを持つ朱雀領ルブルム、白虎クリスタルのミリテス皇国、蒼龍クリスタルを持つコンコルディア王国、玄武クリスタルを持つロリカ同盟。
各国は「ペリシティリウム」という施設を作りクリスタルを守護・管理し、ペリシティリウムを中心に建国・繁栄していた。
クリスタルは自らの意志を使命として実現する者、守護する者として「ルシ」を選び、特別な使命と力、不老を与える。
ルシは使命を果たすとクリスタル化し、果たせなければシガイというモンスターに変容してしまうが、その使命は様々で、国を創った者や戦争で活躍する者、数百年という長きにわたって使命を続行しているルシもいるという。

4ヶ国の1つ、ミリテス皇国は、隣国の朱雀領ルブルムへ侵攻した。
ルブルムは朱雀クリスタルに選ばれた2人のルシを中心に抗戦する。
だが同時に、ミリテス皇国はルブルムの中枢である「魔導院ペリシティリウム朱雀」への奇襲も進めていた。
ルブルムはクリスタルから魔法の力を与えられている国であり、「魔導院ペリシティリウム朱雀」はクリスタルを守護する施設であると共に、魔法力を持った子供たちを育成する機関でもある。
ミリテス皇国の侵攻に対し、魔法や軍神(召喚獣)を使って対抗していたルブルムだが、ミリテス皇国が開発したクリスタルジャマーにより朱雀クリスタルの力が遮断されてしまうと、朱雀軍は思うように魔法が使えず、壊滅状態に陥ることとなった。

魔力を無効化され、圧倒的な戦力差に降伏勧告を受け入れるしかない、朱雀軍の誰もがそう思った時。
突如現れた、クリスタルジャマーにも影響されない程の戦闘力を持った少年少女たちによって、クリスタルジャマーは破壊された。
それを皮切りに形勢は逆転、朱雀奇襲に失敗したミリテスは矛先を変え、4ヶ国の1つ、ロリカ同盟に禁断の兵器アルテマ弾を投下し、滅ぼしてしまった。
ミリテス皇国はロリカ同盟の玄武クリスタルを奪い、事実上ロリカ同盟は滅亡した。

朱雀の窮地を救った少年少女たちは魔導院の0組(クラスゼロ)に所属している12人の生徒たちであった。
この朱雀を解放する戦の際、0組宛てに物資を届ける伝令役に任じられた青年がいた。
彼の名はイザナ。
チョコボの飼育係だった彼は、0組のエースと出会い、出来のいい弟との差を感じると嘆いていた。
そこで、エースは0組が作戦に投入される際に、イザナを同じ戦場で活動できるように手を回していた。
だが、戦地で任務を果たしたイサナは敵の攻撃を受けて命を落としてしまう。
エースは悲しむが、この世界では死者の記憶はすぐになくなってしまうのだった。
彼の死が、この後0組に大きな影を落とすこととなる。

魔導院は、世界を統一すると言われる救世主アギトを育成する機関であり、10代の少年少女たちがアギト候補生として日夜訓練に励んでいる。
その中でも0組は特にエリートとされている。
魔法局局長のアレシアは、魔導院の院長ですら一目置く人物で、0組の保護者であり、彼らを可愛がっており、彼らからもマザーと呼ばれて慕われている。

朱雀領ルブルムの統治体制は、魔導院の院長を元首とし、元首を筆頭とした八席会議「軍令部」「魔法局」「内務局」「渉外局」「編纂局」「兵站局」「学術局」「院生局」から成る最高決定機関によって構成されている。

彼ら0組を中心に、救世主となるべきアギト候補生達を戦力として投入し、ミリテス皇国に奪われた領土奪還を進めていくルブルム。
やがて、ミリテス皇国とルブルム、ルブルムの同盟国であるコンコルディア王国の3カ国で停戦協定が結ばれることになる。

その後0組に2人の新人、マキナとレムが編入された。
これは「軍令部」の部長たちの差し金であった。
魔法局のアレシアを気に入らない朱雀軍の軍令部長は、彼女が可愛がっている0組の壊滅を願っており、マキナの兄が0組のせいで死んだと吹き込んでマキナの怒りを誘い、0組へスパイとして、マキナの幼馴染のレムと共に送り込んだのである。
マキナの兄の名はイザナ。ミリテス皇国侵攻の折、0組への伝令役として従事し、死亡した青年である。
イザナは亡くなっているため、マキナに兄の記憶は失くなっていたが、軍令部長から、0組のせいで死んだ兄がいる、というねじ曲がった情報が彼に植え付けられることとなる。
レムの方は、頭に不治の病を抱えているというハンデを持っていた。
0組に恨みを覚えたマキナは、0組メンバーに対してぶっきらぼうに振る舞い、幼なじみのレムだけは自分が守り抜こうと誓うのだった。

その後、休戦協定のためにミリテス皇国を訪れたコンコルディア王国の女王アンドリアが暗殺されてしまい、なぜかその罪が、同じくミリテス皇国に派遣されていた0組に着せられてしまう。
実は、これはコンコルディア王国の王族がクーデターを起こすためミリテス皇国の協力を得て女王を暗殺し、0組に罪を着せるため、ひいては朱雀を攻める口実を作るために巧妙に仕掛けた罠だった。

ミリテス皇国のクリスタルジャマーが発動し、魔導院とも連絡がつかないまま逃げる0組の14人。
ミリテス皇国から逃亡中、0組のメンバー14人は、廃屋に逃げ込んだ。
そこでレムの具合が悪くなったり、マキナが兄のことで他のメンバーと言い争いになったりと険悪なムードになる。
廃屋から1人外へ出て行ったマキナは、偶然、先の戦いで敵として戦った白虎のルシ・クンミが瀕死状態になっているところに遭遇した。
ミリテス皇国のクリスタルジャマーは、クンミが動かしていた。
クンミは白虎クリスタルのルシとして朱雀の首都まで進軍し、クリスタルジャマーを起動させていた。
だが0組により搭乗していたクリスタルジャマー搭載機を破壊され、その爆発に巻き込まれ、重傷を負い、更にその後の任務にも投入され、傷つき瀕死の状態でクンミはこの場所にたどりつき、そのまま大地と同化して動けずにいた。
白虎のルシであるクンミの使命は力を誰かに渡すことだったようで、クンミはマキナに白虎のルシになるように迫る。
レムを守るために力が欲しかったマキナは白虎のルシになってしまったのだった。
そのことを0組にもレムにも言えないまま廃屋へと戻るマキナ。
その後クンミがどうなったのかは定かではない。

永くルシとして生きていると徐々に自我を失っていく。
マキナも例外ではなく、0組と共にルブルムに帰還してから後、徐々にマキナは自我を失っていき、0組の前から姿を消してしまうこととなる。

ルブルムへの帰還をめざす0組に、女王の仇だと言って、コンコルディア王国の女王の側近ホシヒメが竜を従えて襲ってきた。
ホシヒメの猛攻の前にマキナとレムが倒されるが、2人を庇い立ちふさがる0組のエースやデュースたちは、決死の覚悟で自らの潔白を訴える。
ようやくホシヒメは彼らの話を聞き、女王を殺していないことを信じてくれた。
そして0組の逃走を助けてくれた。
皇国の追手からなんとか逃げ切り、0組はルブルムに戻った。

その直後ミリテス皇国は、正式にコンコルディア王国女王暗殺がルブルムの候補生のしわざだと発表した。
ミリテス皇国は新たな王を戴いたコンコルディア王国を庇護下におくことを発表し、更にルブルムへ侵攻することも明らかにした。

ルブルムの八席議会は、責任の所在は0組にあるといい、軍令局長はアレシアにその罪を問おうとしていた。
だが元首である魔導院長は、今は眼前の脅威に立ち向かわなければならないと話を変えた。

ルブルムはアギト候補生を中心にした部隊と、強力な軍神(召喚獣)を召還できる朱雀のルシ・セツナを中心にした部隊を編成し、それぞれ敵に対抗することとなる。
セツナは強力な軍神を召喚し、形勢を有利に導くが、それが使命を果たしたことだったのか、クリスタルとなってしまう。
多大な犠牲を払いながらも、ルブルムはコンコルディア王国とミリテス皇国の制圧に成功しオリエンス統一を成した。

これで世界は平和になるかと思われた。
ところが、魔導院ペリシティリウム朱雀の後方に突如として現れた謎の神殿「万魔殿」と、「ルルサス」と呼ばれる謎の敵の出現によって世界は変貌してしまう。
人々は、オリエンスの滅びの伝承「フィニスの刻」がきた、と絶望する。

世界が赤い空に包まれて、人外の存在の「ルルサス」の戦士がいきなりあらわれて、人を殺しまくる。
他の候補生たちも次々と犠牲になる。
朱雀のもうひとりのルシ・シュユは「ルルサス」と互角に戦っていたが、突然現れた謎の仮面の人物に一撃で倒されてしまう。
ルルサスは普通に倒してもすぐ復活をしてしまう厄介な存在で、これを倒すためにはクラス0しか扱えないファントマの回収が有効である。

これまで、0組を支援してきたマザー=アレシアは、0組に命令を与えてきた。
そして0組のメンバーたちもその命令をこなすだけの存在だった。
命令を待っていた0組の前にアレシアが現れる。
彼女は、0組の彼らはこれまでクリスタルの意志を忠実に全うし生きてきただけだった、と揶揄する。
そして、最後だけは人間として、自分の意志で選べという。
「これは私が最後にあげる人としての自由」と、そう言ってアレシアは去った。
0組の12人は、何を選べばいいのか戸惑う。
そしてこれ以降、0組はマザーからの支援を受けることはなくなる。

そんな時、ミリテス皇国の総帥であったシドが万魔殿に入っていったという情報が入る。
0組の面々は「無名の書」(後述)の一説にあるように、選ばれし者のみが入れるという場所が万魔殿ならば、そこに入ったシドがアギトになったのか?と考え、彼らなりに議論する。
シドがアギトになったのならルブルムにとっては良くないことになるのではないか。
万魔殿の奥には「審判者」がおり、アギトでないものは「審判者」の前では無に帰る、という。なら自分たちがアギトにならないといけないのか。なれるものならもうなっているはずだ。
こうしていても「ルルサス」はやってきて人を殺す。
「ルルサス」に立ち向かい朱雀を守るか、このまま「ルルサス」が朱雀を滅ぼすのを待つか。
様々な意見が出る中、「審判者」が親玉ならそいつをぶっつぶせばいいんじゃないのか、という意見がでた。
それが自分たちらしくて良い、ということになった。
アギトでない自分たちが「審判者」の前にたどり着けるかどうかはわからない。
結局何を選んだところで死ぬだけで、まるで死に方を選べと言われてるようだと言う。
だが、どうやって死ぬかは、どうやって生き抜くかということでもある、という意見が出て、一同はそれに納得した。

ミリテスの指導者シドは、もともとクリスタルの必要性を感じておらず、クリスタルを含めた神と呼ばれる存在から、世界をクリスタルに頼らない、人間の手に取り戻すことを考えていた。
そのため、オリエンスを統一し、全てのクリスタルを手中にした後、封印しようと考えて行動を起こしていたのだった。

シドが万魔殿に入ったのは謎の仮面の人物に導かれたからである。
仮面の人物の正体は神であり、世界を滅ぼす「ルルサス」を送り出している「ルルサスのクリスタル」そのものであった。
「ルルサスのクリスタル」の目的は、統一されたオリエンスを人々ごと破壊しつくして、多くの魂を不可視世界へ送ることだった。
そのために「ルルサスのクリスタル」はシドを自分のルシに選び、「審判者」にしようとする。
神とクリスタルを否定するシドは、神の道具になることを拒否して自害してしまう。
だが、彼は死んだ後でも「審判者」にされてしまった。
もはや「審判者」となったシドには自我はなく、「ルルサスのクリスタル」のルシとして存在するのみである。

0組の12人は、自らの意志で「審判者」を倒すという結論を選んだ。

0組が万魔殿に入るにはルシの手助けが必要だった。
しかし、朱雀のルシは戦闘で行方不明。そこへ彼らに手を貸してくれるルシが現れる。
それは敵国であるはずの蒼龍のルシだった。
蒼龍のルシは、あのホシヒメだった。
彼女はルシであったアンドリア女王亡き後、女王の遺志を継いでルシになった。
ホシヒメは、未来にかけてみたいからだと、力を貸す理由を語る。
ホシヒメの手助けにより、無事12人は万魔殿の中に入ることに成功した。
だがそれは蒼龍クリスタルの意志に反する行為であったため、ホシヒメはシガイと化してしまう。
彼女は、シガイとなっても0組を助けるが、「審判者」シドに殺されてしまう。

万魔殿では、シドがアギトではなく「審判者」になったことがわかる。
そしてどこからともなく聞こえるシドの声によって、0組はアギトとしての器を試されることとなる。
万魔殿を移動中、0組メンバーたちは、クリスタルとなったマキナとレムを目撃する。

0組のメンバー12人は審判者から強制される数々の試練を傷つきながらも突破し、最後の試練までたどり着く。
しかし彼らはその頃には満身創痍であった。
ルルサスに傷つけられると、直接自分のファントマ(魂)に傷を負ってしまい、治癒魔法が効かないのだ。
やがて彼らは「審判者」の元へとたどり着く。
「審判者」を前に、何もできず倒されてしまう0組。
その時、彼ら12人の周りに光が2つ飛び交い、彼らに力を貸した。その光の正体は、マキナとレムだった。

それより時は遡る。
白虎のルシとなったマキナは、万魔殿の中をさまよっていた。
このときマキナはルシとして行動するうちに、自我を失ってしまっていた。

一方、レムは、病が進行して昏睡状態となってしまい、魔法局で眠っていた。
0組のメンバーたちは、いつしか姿を消してしまったマキナのことを思い、レムがこんな時になぜマキナはいないのか、と憤っていたが、結局彼女を置いて12人で戦いに向かうことになる。

世界が変貌し、クリスタルが危険を察知すると、クリスタルは防衛のためにルシを必要とする。
しかし、戦いの中で朱雀のルシは不在となり、朱雀クリスタルは新たなルシを欲していた。
そこで朱雀クリスタルは、0組の12人にルシになるよう求めたが、彼らはそれを拒否したため、他の人間で素質のある者としてレムを選んだ。
その時昏睡状態だったレムは、ルシにされたことで目覚め、白虎のルシを倒すために万魔殿へ向かう。

万魔殿でマキナとレムはお互い、ルシとしての使命を果たすため戦い、レムはマキナの剣で倒されてしまう。
マキナはレムを殺した瞬間自我を取り戻し、自分のしたことを悔やみ悲しむ。
レムはマキナの自我を取り戻せたことで、良かった、とほほ笑んで力尽きた。
マキナは朱雀のルシを倒すという使命を果たし、レムは力尽きたことで、2人はクリスタルとなった。
2人はこれまで共に過ごしてきた0組のメンバーのことを思い、クリスタルになりながらも彼らに力を貸したのだった。

0組はシドの姿をした「審判者」と戦い、圧倒的な力に負けてしまいそうになりながらも、クリスタルになったマキナとレムの力を借りてなんとか「審判者」を倒した。

しかし彼らは度重なる戦いでボロボロになっていた。
いつしか彼ら12人は、魔導院に戻り、自分たちの0組の教室にたどり着いていた。
このまま死を迎えるしかないのかと嘆き、恐怖し、涙する0組メンバー。
0組のリーダー格のエースがアレシアから教えてもらった歌をうたうと、皆落ち着きを取り戻した。
そして、戦いは終わったのだから、これからの事を考えようと言い、戦いのない世界での生き方を想像する0組のメンバーたち。
皆の顔に少しずつ笑顔が戻っていく。

「審判者」が倒された後、アレシアの力でマキナとレムは、クリスタルから解放された。
2人が0組を追って魔導院の教室へと入り見たものは、手をつなぎ、眠るようにして横たわっている0組のメンバーの亡骸と、皆の武器を組み合わせて作られた支柱に皆のマントを結んで作られた朱雀の旗だった。

それを目の当たりにし、涙するマキナとレム。
マキナは0組の亡骸に駆け寄り、これまでつらくあたったり、敵国のルシになった自らの行動を悔やむ。
しかし彼らはもう、目を開けることはない。
マキナはしばらく泣いていたが、やがて立ち上がりレムは寄り添うように彼の肩に手を置く。
立ち上がった彼らの視線の先には、虹がかかっていた。

死者の記憶を失うこの世界では、命を賭して世界を守った0組のことを覚えているのは、ルシだったマキナとレムのみである。

このオリエンスという世界は、実は2人の神により、不可視世界への扉を開くための実験場として約6億数千万回も繰り返されてきた。

片方の神は「戦争で育んだ魂が成長して、不可視世界への扉を開く」ことを望み、もう片方の神は「世界の生命体を皆殺しにして不可視世界への扉をこじ開ける」ことを望んでいた。

「戦争で育んだ魂が不可視世界への扉を開く」ことを望んでいるのはパルスに連なる神、朱雀のアレシア。
0組のメンバーにマザーと呼ばれていた魔法局長のアレシアその人である。
「世界の生命体を皆殺しにして不可視世界への扉をこじ開ける」ことを望んでいるのはリンゼに連なる神、謎の仮面の人物(ルルサスのクリスタル)。
2人の神の直接の関係は描かれていないが、この実験は協力して行っていたようである。
だがどちらの方法でも不可視世界への扉は開かれることはなかった。

パルスとリンゼは「ファブラ ノヴァ クリスタリス」神話に登場し、彼らを創った全能の神ブーニベルゼの命令により、不可視世界への扉を開く方法を探しているという神である。
アレシアや謎の仮面の人物らがパルスやリンゼと具体的にどのような関係にある神なのかは語られていないが、彼らが不可視世界を探す手段として考えたことが、オリエンスを作り実験をすることであった。

今回の実験も失敗した。
だが6億回以上も繰り返される世界で、唯一繰り返し過ぎ去った世界の記憶を持ち続けているティスという人物が、今回の実験では0組の12人全員が自らの意志で「審判者」を倒し「人々が自分の生を全うした事」と、「生を全うした人々の想い」をアレシアに伝えたことで、アレシアは心を動かされたようだ。
アレシアはこの世界を再びやり直すことをせず、人間の手に委ねて去って行った。
同じく、不可視世界への介入に失敗した仮面の人物も眠りについた。
約6億数千万回も繰り返されてきた神による実験は、ここに終わりを迎えたのであった。
去ったアレシアがその後別の世界で実験を続けるのか、眠りについた仮面の人物がいつか目覚めて再び世界を戦火に巻き込むのかは、誰にもわからないことである。

この後、各国のクリスタルは力を失い、オリエンスの文明は衰退していった。
しかしそんな中、クリスタルに頼らず、人の力だけで生きることを訴え、人々を導いた青年がいた。
彼は生涯を人々とオリエンス復興に捧げ、最後に妻に看取られ、67歳の生涯を終えた。
新たな世界の指導者である、彼の名は「マキナ・クナギリ」と言う。

陰の章

陰の章「それは審判の地で終わる」。
ラストダンジョンの万魔殿で0組が朱雀のクリスタルのルシになることを選択することで行けるストーリーの分岐ルート。
0組の12人が、朱雀のルシとなって、ラストダンジョンで延々と敵と戦うというストーリー。
ルシになるとマジックポイント(MP)などが自然回復するが、戦闘するほど敵のレベルが上がっていき、最終的には敵が倒せなくなり、朱雀クリスタルは砕け散ってしまい、オリエンスは完全崩壊する。
0組の12人も若い命を散らすこととなる。
そして世界は再び実験場となって、繰り返す螺旋の中に取り込まれることとなる。
どうやってもバッドエンドとなるストーリーで、ただ戦うことだけを楽しむためのものと言ってよい。

『ファイナルファンタジー 零式』の登場人物・キャラクター

0組関係者

エース (Ace)

CV:梶裕貴
主人公の1人で、0組の男性。生年月日:825年土の月(7月)10日。16歳。身長:168㎝。
使用武器:カード。一の座「受け取る力」を司る。
さらさらの金髪と、端正な顔立ちをした少年。0組ではリーダー格で、一見クールだが根は優しく熱い一面を持っている。
チョコボ好きで、よくチョコボ牧場にいる。
チョコボの世話係だったマキナの兄イザナともそれが縁で顔なじみになった。
序盤でイザナに対して言った言葉「僕たちはここだ!」はエースの代名詞のセリフとなった。
エースはトランプのA、つまり「1」である。

武器のカードは敵を追尾するため近距離、遠距離どちらも攻撃可能。
回避の性能が優秀だがやや撃たれ弱いのが難点。
手数の多い通常攻撃は、キルサイトを狙いやすい。

デュース (Deuce)

CV:花澤香菜
主人公の1人で、0組の女性。生年月日:826年水の月(2月)8日。16歳。身長158㎝。
使用武器:笛。二の座「優しき力」を司る。
栗色の髪を肩の辺りまで伸ばしている。優しく穏やかな性格。
武器が笛なだけあって、音楽への関心が強い。
デュースはトランプの「2」を表す。

武器の笛は、吹いている間だけ攻撃するため、基本的には攻撃ボタンを押しっぱなしにする必要があり、やや扱いづらい。
移動が遅く、撃たれ弱いのが難点。
無属性攻撃のため、通常攻撃ではダメージを与えづらい敵に有効。
音波を周囲に放つ近接攻撃とその場に音塊を設置する攻撃をうまく使い分ければキルサイトを狙える。

トレイ (Trey)

CV:中村悠一
主人公の1人。男性。生年月日:825年岩の月(3月)1日。17歳。身長184㎝。
使用武器:弓。三の座「知の力」を司る。
冷静沈着で、常に人の考えに理解を示し、的確な助言を行うが、自分の知識を示したがる傾向にある。
洞察力や推理力に優れているが、その知識を披露するまえに話が長いと途中で止められることが多い。
トレイはトランプの「3」を表す。

武器の弓矢は弾速が速く強力。遠方のキルサイトをピンポイントで射ち抜く。
弓には貫通性能もあり、かなりの高火力を誇る。魔道アーマーやドラゴン相手にも有利に戦える。
だが矢をつがえるのに時間がかかり、連射力に難がある。移動速度も遅いため、接近戦が苦手で、複数に囲まれると対処が難しいのが弱点。

ケイト (Cater)

CV:茅原実里
女性。主人公の1人。生年月日:825年氷の月(6月)9日。16歳。身長161㎝。
使用武器:魔装銃。四の座「勇敢なる力」を司る。
自信家で直情的だが、表裏のない人物で、負けず嫌いでどんな状況でもめげずに突き進む。
赤毛をショートカットにしている快活な少女。
ケイトはトランプの「4」を表す。

戦闘では、魔装銃から魔弾を撃ち出す遠距離攻撃タイプ。
背中のカバンには魔法銃で使用する魔晶石が入っている。
弾数は無制限で、チャージで威力・貫通力が高まるチャージショットが強力。
魔装銃とは特殊な弾を撃ち出す銃のことで、様々な属性の弾丸が撃ち分けられる「属性弾」や、静止弾や弱体弾などの状態異常を付加するものもある。
魔装銃は自動でチャージが開始される為、キルサイトを狙いにくく、またケイト自身のステータスが低めなため、火力不足が否めないことが弱点。

シンク (Cinque)

keeper
keeper
@keeper

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ファイナルファンタジー(FF)の歴代チョコボまとめ

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チョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターである。ゲーム中では乗り物として扱われることが多く、騎乗時のBGMであるチョコボのテーマ曲は様々なアレンジver.が存在する。チョコボはシリーズ毎に様々な種類が登場し、仲間になったり、召喚獣として登場したり敵として戦ったりもする。

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ファイナルファンタジー(FF)の魔法まとめ

ファイナルファンタジー(FF)の魔法まとめ

スクウェア・エニックスによって開発、発売されているファイナルファンタジーシリーズは2017年で30周年を迎える。タイトル数は合計87作品に及び、最多の作品数を有するRPGシリーズとして2017年にはギネス世界記録に認定されている。そんな長寿シリーズであるファイナルファンタジーには、数多の魔法が登場する。

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ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ

ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ

ビッグス&ウェッジ とは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。『FF6』で初登場し、以降ほとんどのシリーズに脇役として登場している『FF』ファンにはおなじみのキャラクターである。ここではナンバリングタイトルごとのビッグス&ウェッジの活躍について紹介する。

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ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ

ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ

ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。 ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。

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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

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ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。 「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。 パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。

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ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ

ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ

「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」(LRFF13)は、スクウェア・エニックスより2013年に発売されたPlayStation 3・Xbox 360向けゲームソフト。 「FF13-2」の続編にあたり、「FF13」から続く三部作の最終章となる。 前作から500年後の終末に向かう世界で、「FF13」の主人公ライトニングが再び主役となり人々を救うため戦う。

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ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。 「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。

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ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。

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ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。

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ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。

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FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ

FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ

FFX-2内で、主人公ユウナやその仲間リュック・パインが所属しているスフィアハンター集団・カモメ団。その一人、情報担当のシンラ君とFF7の神羅カンパニーにはただならぬ関係があった。シンラ君は実は大きなことを成し遂げていた。それは長い長い年月をかけて、違う物語に関わっていた。名前が似ているだけではない、公式が明かした裏設定とは。その内容と解説。

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ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。

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ファイナルファンタジーVII(FF7)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVII(FF7)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーVII』とは、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された初のPlayStation(PS)用ロールプレイングゲーム(RPG)。シリーズの7作目。 シリーズでは初めて全マップ3Dとなり、CGムービーを演出に取り入れ、RPG新時代の先駆けとなった。 星を破滅させようとするセフィロスと、それを止めようとする主人公クラウドの戦いを描く物語。

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ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。

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ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVIII(FF8)はスクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年にPlayStation用に発売したロールプレイングゲーム(RPG)で、シリーズ8作目。 今作ではシリーズ初の主題歌が採用され、その主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。 兵士養成学校に所属する青年スコールがその仲間たちと共に、世界の脅威となる魔女と戦う物語。

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ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。 獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。

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ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーⅨ』(FF9)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より2000年に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。FFシリーズ9作目。 今作のテーマは原点回帰。中世欧州風の王道ファンタジー的世界観に加え、過去のシリーズのオマージュ的な要素が盛り込まれている。 主人公ジタンと世界を滅ぼそうとするクジャとの闘いを通して、命と絆の大切さと生きる意味を問う物語。

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ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジー(FF)」とは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ(FC)用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。以降、様々なゲーム機にリメイクされている。 FFシリーズの記念すべき第1作目。 闇に覆われた世界に、クリスタルを手にした4人の若者が現れる。 彼らは「光の戦士」として、この世界の闇を払い、平和を取り戻すために冒険の旅に出る。

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ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ

スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。 失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。

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ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV(FF4)は1991年、スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたシリーズ4作目。 「ATB」(アクティブタイムバトル)が初めて導入され、現在までの基本システムを形作った作品。 バロン王国飛空挺団隊長セシルは王の命令により、理不尽な任務を命じられる。王に疑念を抱いたセシルは隊長の任を解かれ、親友カインと共に新たな任務に赴くのだった。

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ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」(FF4TA)とは、スクウェア・エニックスより配信・発売されたロールプレイングゲーム(RPG)。 元は携帯アプリとして配信され、その後スマホ版も配信され、携帯ゲーム機用ソフトとしても発売された。 FF4の主人公セシルの息子セオドアが主役となり、かつての仲間と共に世界の危機を救う旅に出る。

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ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーIIは、FFシリーズの第2作目。 FF2は、従来のゲームにあったレベルや経験値という概念を無くし、戦闘中にとった行動によって、キャラクターを好きなように成長させられる新しいシステムを採用した意欲作である。 パラメキア帝国が世界を侵略しようとしている世界で、帝国軍と反乱軍との戦いを軸に、出会いと別れ、命の絆の物語が展開される。

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ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』とは、スクウェア・エニックスが開発・販売したオンラインゲーム。FFシリーズ14作目。 2010年に発売された最初のFF14はゲームの不備により、2年でサービスが終了した。その後2013年に、ストーリーや世界観を引き継ぎつつ、大幅リニューアルし、新生FF14として発売。 プレイヤーはエオルゼアという世界を自由に冒険し、世界を侵略しようとする帝国と戦う。

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ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ

「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。 FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。 風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。

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ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXI(FF11)とはスクウェア・エニックスが開発したPlayStation2、Xbox360、Windows向けのMMORPG(大規模多人数参加型ロールプレイングゲーム)である。 現在Windows版のみがサービス継続中。 プレイヤーはヴァナ・ディールと呼ばれる世界の冒険者となり、他のプレイヤーとコミュニケーションを取りながら様々なクエストをこなしていく。

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ファイナルファンタジーXV(FF15)のネタバレ解説・考察まとめ

ファイナルファンタジーXV(FF15)のネタバレ解説・考察まとめ

人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの15作目。 戦闘は従来のコマンドバトルではなく、シリーズ初のアクションバトル。 広大な世界を自由に探索、攻略ができる「オープンワールド」形式を採用し、よりリアルな世界観が楽しめる。 同盟国であった帝国の裏切りにより、崩壊した故国を取り戻すため若き王子ノクティスは仲間たちと共に旅に出る。彼を待つものは、神か、運命か。

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クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(CC FFVII)のネタバレ解説・考察まとめ

クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(CC FFVII)のネタバレ解説・考察まとめ

『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-(CC FFVII)』とは、『ファイナルファンタジーVII』の外伝的なゲームで、『ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII』の前後から『ファイナルファンタジーVII』の直前までの時間軸を描いたものである。『ファイナルファンタジーVII』の回想シーンに登場するザックスを主人公とし、さまざまな登場人物との関係などが描かれている。最後は涙すること必須なストーリーである。

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