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shun6343のレビュー・評価・感想

すばらしきこのせかい It's a Wonderful World
10

【ストーリーネタバレ含む】最新作発売間近!ゲーム『すばらしきこのせかい』

2021年7月27日に発売されるゲーム『新すばらしきこのせかい』は、13年前にニンテンドーDSでスクウェア・エニックスから発売された『すばらしきこのせかい』の続編にあたる、ファン待望の作品です。

今回は、新作を楽しむために『すばらしきこのせかい』をプレイしていない方向けに、軽いストーリー解説と個人的なレビューを書いていこうと思います。
『すばらしきこのせかい』は、東京都の渋谷を舞台としたRPGゲームです。主人公は何らかの理由で死んでしまい、目を覚ますと死神が支配する“裏側の渋谷”に捕らわれていました。自分が何者なのかも分からないまま、それを考える暇もなく、生き返るために「死神ゲーム」に参加することになります。
死神ゲームの参加料は自分の一番「大切なもの」を1つ没収されることで、自分の参加料は「記憶」だと知った主人公は、失った記憶を取り戻すために、そして生き返るために、同じ世界で出会ったパートナーと共に7日間の死神ゲームを生き残るべく戦いを繰り広げます。

漫画を読み進めるようなデザインの会話シーンは、キャラクターの動きが少ないながらも感情表現がしっかりと読み取れます。重要なシーンはアニメーションで描かれ、多くのプレイヤーに緊張感や衝撃を与えたことでしょう。そうしてストーリーが進む度にどんどんこの作品に引き込まれていきます。
当時の渋谷の街並みを忠実に再現しており、ゲームマップは見覚えのある場所ばかりです。
装備品や回復アイテムはブランド品やジャンクフードなどで、お店に通う度に店員と仲良くなるシステムなどは「現実で冒険をしたらこうなるのかな?」と感じるもので、非常に斬新かつ今までにありそうで無かったゲームデザインに衝撃を受けました。
登場人物は、「いかにも渋谷に居そう!」と言いたくなるような個性的なキャラクターばかりです。
そして、現代のEDMやロック、ヒップホップにのせて繰り広げるバトルはとても奥が深く、ニンテンドーDSの特徴でもある上下の2画面を巧みに使ったバトルシステムは、やり応え抜群です。
それぞれのプレイキャラクターも個性が強く、携帯が攻撃手段だったり、スケボー少年がトリックを決めながら攻撃をしたりします。主人公の攻撃手段は何百通りもの組み合わせがあり、人によってプレイスタイルが全く違うのも非常に面白かったです。
DSソフトとは思えない程のやりこみ要素があり、当時夢中になった人は何十時間、何百時間もプレイしていたことでしょう。

根強いファンが世界中に存在し、13年越しの新作発売を成し遂げた『すばらしきこのせかい』、是非みなさんも一緒に、今度は令和の渋谷を冒険しに行きませんか?

ONE PIECE / ワンピース
10

数多くの名言が心に残る。

1997年から連載が始まって、数多くの島で沢山の冒険をしてきた麦わらの一味。
圧巻のバトルシーンはかっこいいのは勿論ですが、やっぱり一番心に残るのは、主人公ルフィをはじめとした数多くの魅力あるキャラクター達の心に残る名言です。例えば誰もが一度は耳にした事がある「海賊王に俺はなる‼」も名言の一つです。ルフィが故郷のフーシャ村から船出するときに言ったセリフです。沢山の名言がありますが、なかでも多くの読者の心に残っているんじゃないかと思うセリフは、やはりマリンフォード頂上決戦でのあのセリフだと思います。ルフィの兄・エースが黒ひげの手によって海軍に捕まり処刑をされると新聞で発表され、それを知ったルフィは大監獄インペルダウンで沢山の仲間と出会い、一緒に海軍本拠地マリンフォードに乗りこみ白髭海賊と共に海軍と全面戦争が始まるという話です。沢山の敵味方が倒れ、海軍最高戦力大将にも行く手を阻まれながらやっとの思いで兄エースのもとにたどりつき、助かったと思った矢先大将赤犬の一言にエースは激怒。エースVS赤犬の戦いが始まります。その戦いのなかで、動けないルフィをかばってエースが致命傷を負い、そこでエースがルフィに言った一言「今までこんな俺を、この鬼の血をひく俺を…愛してくれてありがとう」というセリフに涙が止まりません。本編でエースの出生の秘密を知ると、更にグッとくるものがあります。ONE PIECEのキャラクター達の名言を聞いたら、もっとそのキャラクター達を好きになること間違いなしです。

恋と嘘
10

読み進めるほど続きが気になる!ムサヲ「恋と嘘」

(※簡単なあらすじを含みます。)
ムサヲさんの「恋と嘘」はテレビアニメ化、実写映画化もされている作品。私は2014年の連載当初からの読者ですが、アニメ化・実写化されるのも納得の面白さだと思います。
まず何よりもムサヲさんの絵が素敵。ヒロインの美咲、莉々奈が可愛い…!ただキャラクターを描くのが上手なだけではなく、人物の細かな表情描写がとても繊細です。読者をグッと引きつけるのが上手だなぁと思います。
この画力に加えてストーリーも申し分なく面白いです。政府によって将来の結婚相手が決められ16歳になると政府通知が来るという言わばSF要素も含みますが、少女漫画好きな方でも男性の方でも読みやすいと思います。
自分が好きな人と政府通知の相手が異なる場合どちらを選べば良いのだろうか、という疑問が作品を通して描かれています。タイトルにある通り「嘘」が作品の主要なテーマでもあり、政府通知や性別によって縛られた恋愛観に登場人物たちは翻弄されます。果たして誰が自分の気持ちに「嘘」をついているのだろうか?読み進めながら色々予想はできますが、「この人がまさかこの人のことを…!?」というまさかの展開もあり、読み返してみると各所に伏線が張られていてビックリ。本当に読み応え抜群です。
このレビューを読んで少しでも気になった方は是非読んでみてください!

ノックアウトシティ / Knockout City
7

本格的ドッチボールゲーム!?Knockout City!!

今回紹介させていただくゲームは、「Knockout City」というゲームです。
こちらがどんなゲームか簡単に言うと、「ドッチボールで世界中の多くのプレイヤーと戦うゲーム」となっております。

スポーツのゲームというと、野球、サッカー、ゴルフが多い中突如として現れたこのゲーム。
ちょっとだけ中身をご紹介していきたいと思います。

まず、このゲームがどのゲーム機で遊べるのか?というところなんですが、PCを初め、家庭用ゲーム機であるSwitch, PS4, PS5, Xboxなど幅広いゲーム機で遊ぶことができます。
しかも、クロスプレイという機能を使って、どのゲーム機でプレイしてても友人とチームを組んでプレイすることが可能なので嬉しいですね。

ゲーム内容は、みなさんご存じのドッチボールのルールを元に、街中を自由に駆け回り、様々な種類のボールを使って戦ったり、時には自分がボールになり、味方と必殺技を繰り出したりと、多種多様な戦略が魅力的な内容となっています。

その他にも、ファッションを楽しんだり、友人とチームを作り、チームのロゴを作れたりもしちゃいます。
そのチームでバトルに参加したり、時にはランキングを目標にしたモードで上を目指したり、熱中すること間違いなしです。
チームじゃないと遊べないかというとそうでもなく、他の人とランダムで、マッチングしてチームを組んだり、1VS1のモードなんかもあるので遊びやすいですね。

世界で200万人以上がプレイしているKnockout City。皆さんも是非プレイしてみてくださいね。

UNISON SQUARE GARDEN / ユニゾン・スクエア・ガーデン
9

キャッチーなメロディに乗せる、独特の世界観の歌詞がクセになる!

邦ロックバンド「UNISON SQUARE GARDEN(以下、ユニゾン)」をご存じですか?ユニゾンは、ボーカル&ギター担当の斎藤宏介、ベース担当の田淵智也、ドラムス担当の鈴木貴雄の3人で編成されます。
まずは、ユニゾンの楽曲の魅力を紹介します。数々のアニメ主題歌にも採用され、代表曲の「シュガーソングとビターステップ」はYouTubeで4800万回も再生されるほど中毒性があるキャッチーなメロディ。そしてその軽快なメロディに乗せる独特な世界観の歌詞には随所に言葉遊びが散りばめられており、思わず歌詞カードを熟読したくなるほどです。
では、ユニゾンの各メンバーを紹介していきます。まずはボーカル&ギター担当の斎藤宏介ですが、彼の柔らかく高い歌声がユニゾンの楽曲を何度聞いても苦じゃない、飽きないものにしています。帰国子女&高学歴かつイケメンという才色兼備なのに、実は絵が得意でなくある意味大変な画伯であるというギャップがファンの心を鷲掴みにしているようです。ちなみに、ユニゾンのマスコットキャラクターである食パンくんも彼の作品です。
次に、ベース担当の田淵智也ですが、彼はユニゾンの楽曲のほとんどを作詞作曲しているという天才で、「紅蓮華」で大ヒットしたアーティスト「Lisa」にも楽曲提供したりサポートメンバーとして参加したりとユニゾンに留まらない多彩な活躍をしています。普段は物静かな印象を受ける彼ですが、ライブになると一遍しベースを演奏しながらステージ上を縦横無尽に駆け回るその様子はファンの間でも大好評で、これがユニゾンのライブの魅力を底上げしています。
最後に、ドラムス担当の鈴木貴雄です。ライブでは一心不乱にドラムを演奏しカッコいい姿を見せてくれますが、普段は動物が大好きで特にアルパカによく会いに牧場に足を運んではその様子をSNSにアップすることから、ファンの間では名前の「たかお」と掛けて「アルパカオ」と呼ばれています。
以上が簡単なメンバー紹介になりますが、3人に共通しているのは「ギャップ萌え」というキーワードです。特に女性はギャップ萌えに弱いと言いますから、このようなメンバーの魅力もファンの心をつかんで離さないのでしょう。
さてここまでユニゾンの楽曲とメンバーの魅力について語ってきましたが、ユニゾンはライブが真骨頂とも言えるバンドでありますので、最後に彼らのライブの魅力についてご紹介したいと思います。
ロックバンドのライブといえば、バンドメンバーのステージからの観客に対する盛り上げ・煽りを想像するかと思いますが、ユニゾンはそのようなことは一切しません。限られた時間の中でいかに多くの楽曲を演奏するかを考えてMCは手短に済ませ、演奏もバンドメンバーたちが一番に楽しんで行っており、観客に対しては「それぞれが好きなようにライブを楽しんでくれたらいい」というスタンスでいるため自分たちから盛り上げたりすることはありません。ですので、ライブは周りを気にしすぎることがなく、ライブ演奏に没頭して楽しめるものになっています。
アルバムに収録された楽曲を楽しむのはもちろんのこと、ライブに一度足を運んでその熱量と世界観をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。