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shibaのレビュー・評価・感想

迷宮ブラックカンパニー
7

セレブが異世界に転移した先は、泣く子も黙るブラック企業

数ある異世界転移、転生系のアニメの中でも少し変わった異世界系アニメ「迷宮ブラックカンパニー」。

まずこのアニメの魅力の一つは、働く事が大嫌いな主人公「二ノ宮キンジ」が、努力して不労所得で暮らせるセレブニートになったある日、ひょんな事から異世界転移してしまい、転移先のブラック企業で肉体労働をさせられるといった、異世界で不幸になる逆パターンのストーリー展開にあります。
しかし、それでも何とかしてセレブニートになろうとする、ゲスで腹黒い「二ノ宮キンジ」の奮闘は、ギャグ要素もありクスッと笑ってしまいます。
キャラクター達も個性的で社畜キャラや、イエスマンキャラ、パワハラ上司キャラ等、共感できるキャラクター達に出会えると思います。

また他の魅了として、ブラック企業の体制や働く従業員の姿、そして「二ノ宮キンジ」の愚直を見ていると、働く人なら誰もが共感できるシーンがたくさんあります。
日頃の仕事の疲れやストレスも、このアニメを見ている笑いに変わって、元気が貰える様な内容となっていると思います。
内容の中には仕事の段取りの仕方、部下のマネジメントの仕方等も出てきて意外と仕事の知識も増えてしまうかも知れません。

このアニメを見る事で、辛く大変なこの社会人生活を笑顔で乗り切っていける気持ちになれる様なアニメになっていると思います。

インセプション / Inception
10

SF好きは絶対必修映画!

概要は人の潜在意識つまり、夢の中に入りアイディアを植え付けるという映画。
元々、人のアイディアを夢の中に入り奪うのが仕事であったコブは、斎藤によってロバートフィッシャーという人物にアイディアを抜くのではなく反対に埋め込むという(インセプション)の依頼を受ける。
最初は断ったコブだが、妻殺しの容疑者として家に帰れないコブは、容疑を無効にする代わりにその依頼を受ける。
夢の中の設計士アリアドネ、詐欺師イームス、アーサー、調合師ユスフ、依頼人斎藤とともに作戦を練り、夢の中に入るのだが、そこには沢山の試練が待ち受けている。
ロバートは夢を守る訓練を受けており、そのことを予想してなかったコブたちは銃撃戦になってしまい、斎藤が撃たれてしまう。
さらに、ロバートを騙し、夢の中の夢の中へ。そこはホテルの中であり、ロバートの味方と言いながら情報を引き出す。
ロバートの側近ブラウニングが敵だと思い込ませさらに夢の中の夢の中の夢の中へ。
そこは雪山であり、ロバートの父がいる基地までたどり着こうとするが、コブの元妻である守るが邪魔をしてしまう。
モルを殺して基地にたどり着くが、ロバートと斎藤は死んでしまい虚無という世界へ。
コブとアリアドネは二人を助けるために虚無へ行くが果たして戻ることができるのか見どころです。

あつめて!カービィ
10

タッチペン1本でできるゲーム

僕は幼少期の頃からカービィシリーズが好きで、テレビで新作が出ることを知り貯金をしていました。普段通り母と一緒に買い物に出掛け、そこでこのソフトを購入しました。翌日からプレイしましたが、タッチペンを使うソフトが初めてだったので難易度が高く、何度も同じ場所でミスを連発してしまいました。しかし、ネットの書き込みや友達からコツを教えてもらい、絶対に全部クリアしよう、と決めた日からどんなに難易度が高くても諦めずプレイしていました。そして、気づくといつの間にか最後のステージまで行くことが出来、一度もミスすることなくクリアしました。

このソフトは果物を食べることによってカービィが増え、10人で入らなきゃいけないステージや、10人全員じゃなくても入れるステージなどがあります。敵に対しても人数によって力が足りなかったり、仕掛けが複雑だったりととても面白く、工夫しなくてはいけないステージもたくさんあります。果物によってはスコアが変わってくるのを全部クリアしてから知ったので、データを最初からにして取り組んだこともあります。全部のステージをクリアしてからはカービィシリーズお馴染みの勝ち抜きボスバトルがあり、ここでもミスをしないでクリアできたので、自分の中では最高傑作だと思えるソフトです。

離婚日和
3

主人公にイライラする

旦那がホントにあり得ないくらいの最悪な人間ってのは言うまでもないのですが、読んでわりとすぐに、主人公の女性の性格?行動?にかなりイライラさせられました(はい?この女、根本からバカなの?って思う感じ)。旦那からの嫌がらせ?を受けても、離婚してやるー!からの進展とかが、なかなか見れず。主人公の感情とかコロコロかわって、見てて疲れる。ホントにこんな人いたら、絶対友達にはなれない。主人公が傷ついても、それでも自分なりに「どうにかしよう」と考えて行動することがまったくない。仕事も旦那と不倫相手もみんな、「ひどい、つらい、気持ち悪い」と顔をしかめるだけ。それに対して主人公はヒロイン面して、離婚を少しでも有利にできるように、情報を集めたりしないの?っとホントにイライラしてしまう。やっと少し動くつもりになったと思ったら、横槍が入って結局何も出来ずに終わる展開。傷付いた人の行動として、ある意味リアルなのかもしれないけれど、延々とそのぐずぐずを漫画で描いてる。もっとサクサク描けるだろ!っと漫画家さんにもイライラしてしまう漫画。しかも、結局わりと短く終わるので、え?なんなの?ホントにダラダラ1時間で終わるような内容を1ヶ月かかったって感じで、読んで損しました。

OCTOPATH TRAVELER / オクトパストラベラー
9

30代のゲーム好きにおすすめ

ネットで評価をいろいろ見てから購入しましたが、冒頭から昔の良きRPGを思い出すような序章でした。キャラは8人から1人選んで進んでいく昔ながらの感じでしたが、すぐに世界観に引き込まれていきました。暗い過去を持つ踊り子や薬士として腕を上げるために旅に出るなど、キャラクターも全員魅力的です。そして選んだキャラ以外も全員仲間にできてストーリーも体験できる。ストーリースキップも出来る親切な2週目仕様。
グラフィックも2Dながら引き込まれる綺麗な水や光の差し込み具合が飽きさせない。今のゲームはグラフィックは綺麗だが胸を熱くし、世界に引き込まれる世界感のゲームはなかなかない。小学校の頃学校でゲームの話を友達として攻略を教えてもらい、学校が終わったらすぐ帰って夢中になって夜までゲームをやっていた頃の自分に戻れた気がします。
全キャラエンディングを迎えた時には、終わってしまったと悲しい気持ちにもなりましたが、達成感を味わうことが出来ました。小学校のあの頃の自分に戻って夢中になったゲームは久々でした。
2週目もクリアしたのでしばらくは違うゲームをやりますが、またしばらくしたらやろうと思ってます。ゲームバランスも良く飽きずに出来るゲームです。同じ年代の方にはおススメです。ただ攻略サイトは見ないでクリアしてほしいと思います。当時そんなものはなかったのでより昔に戻れると思います。

TETRIS 99
9

この発想はなかった!テトリスのバトルロイヤル 「テトリス99」

テトリスについては今更説明する必要もないだろう。テトリス99は自分を含めた99人のプレイヤーがテトリスで戦い、最後の一人を目指すという所謂バトルロイヤルだ。
プレイヤーはラインを消去した際に他のプレイヤー1人にお邪魔ブロックを送り付け、脱落させるのが狙いだ。敵を倒すとバッジが手に入り、バッジをたくさん得るとライン消去した際の攻撃力が上がっていくというシステムである。
相手を狙うのをサポートしてくれる作戦が4つあり、「ランダム」は無作為に相手を選び、「とどめうち」はゲームオーバーになりそうな人を標的とする。「バッジ狙い」は、バッジを多く所有してる人を狙う一発逆転を狙った作戦で、「カウンター」は自身を狙っている相手を標的にする、唯一複数人を同時に攻撃できる作戦だ。これらの作戦は対戦中いつでも変更することができるので、最初はとどめうちでバッジを集め、大人数に狙われたらカウンターに切り替えて一気に倒す...といった戦術も生まれてくる。

シンプルなテトリスの楽しさと、バトルロイヤルによるカオス感、そこから生まれてくる戦術がマッチし、今までのテトリスの対戦とは一味違った楽しみができるだろう。
初心者はすぐやられるのではと不安になるかもしれないが、序盤は一人に狙いが集中することはあまりないし、敵から送られてきたブロックもすぐには反映されないため、落ち着いて対処することができれば案外良い所まで生き残れるようになっている。1試合は最後まで生き残っても10分かからない程度なので、気軽にリトライができるのも楽しい点だ。
このゲームはニンテンドースイッチのオンラインに加入していればSwitchで無料でプレイすることができ、今後はイベント等も行われるようだ。気軽にできるゲームなので是非遊んでみることをおすすめする。ただのテトリスと思っていても、意外にやみつきになるだろう。このゲームはまさに、発想の勝利だ!

パプリカ / Paprika
9

所詮アニメではない

「私の夢が、犯されている―」「夢が犯されていく―」をキャッチコピーに冠したアニメ映画、パプリカ。監督は鬼才、今敏だ。アニメ映画というと子供向けとか、道楽で制作されたような印象を受ける人が一定数いるのは事実だろう。そんな人にこそ観てほしいのがこの作品だ。
主人公であるパプリカは、夢を共有する装置"DCミニ”を用いて相談者の夢へと侵入し、深層心理を探る精神セラピスト。ある時、ターゲットが”DCミニ”によって悪夢を見せられ、精神を崩壊させられる事件が起こるようになる。犯人が誰なのか、その目的は何なのか。パプリカは悪夢を終わらせるため、姿なき敵との闘いに挑む。
ストーリーを見て分かるように、この作品は夢や深層心理を扱った作品だ。人間のそれらはたいてい支離滅裂で意味不明、まるで理解できない。ぼんやりと言葉の意味は分かっても、その実体は浅い夢のように常にゆらぐモヤの中にあるように感じられるのではないだろうか。
しかしこの作品では、無意識のうちに存在する思考や錯綜するイメージを映像化することに見事に成功していると私は感じる。素晴らしい映像と平沢進の音楽が高度に調和し、人間の精神の内にある静けさと狂乱をありありと見せつけられる。実写や3DCGではなく、アニメーション映画でなければ表現し得なかっただろう。事件の全容と事の顛末は案外あっけないもので、それもまた妙なリアリティを掻き立てられる。映画を語る上で外せない作品だと言えるだろう。

ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです
8

ヤンデレ乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生?!

攻略対象が全員ヤンデレの乙女ゲームの世界に転生してしまった女性が主人公です。
主人公のゲームでの位置は悪役令嬢で、婚約者が乙女ゲームのヒロインに出会いヤンデレ化すると殺されてしまうというなんとも悲惨な役。しかし攻略対象の婚約者を毒殺から助け、義理の弟をその父親から守ることで両方から執着されるようになります。この子供時代の3人が、とても可愛いです。主人公を取りあうような婚約者と義弟にキュンキュンします。私的にはもっと三角関係のようなやりとりが見たかったですが、ずっと子供時代でも良いんじゃないかと思いましたが、ストリーは学園編に突入。ここでやっと乙女ゲームのキャラクターが全員終結し、物語が進みます。ヒロインの女の子は不幸な生い立ちからか、主人公に執着をみせるようになりますがそのことから事件に巻き込まれます。事件の解決自体はヒロインが行いますが、主人公はこの事件で婚約者との仲が深まり、子供時代から追っている読者としてはニヤニヤ。ここまでが書籍2巻までのあらすじです。この作品は原作が「小説家になろう」発のシリーズで、書籍化、コミック化しています。書籍2巻までが「小説家になろう」のストーリーで、間に書きおろし有り。書籍3~4巻が書きおろしストーリーで、4巻で完結、学園を卒業します。最後、主人公がどうして前世を覚えているのか、なぜ前世では乙女ゲームとなっていたのか謎が解けます。コミックスでは書籍版のコミック化のようで、書籍版書きおろしのシーンが入ってました。とても面白いので、ぜひ最後までコミック化して欲しいです。

ドラえもん / Doraemon
10

一話完結のため、どこから読んでも面白い

ドラえもんという未来の世界から来た猫型ロボットが、怠け者の主人公であるのび太の生活を、未来の世界の道具にて幇助するという内容の漫画である。一話完結型で一話ごとに一つの未来の世界の道具を活用して話が展開される。
魅力の一つとしては、未来の道具それ自体の性能の面白さを感じることができる点である。どこでもドアという、現在位置から目的地までをドア一枚でつなげることができる、というかなり便利な道具がある一方で用途が限定的で未来の世界の利便性を享受しているという実感を伴わないという不思議な道具が出てくるという未来の道具は単に便利なだけではないというアンバランスさが物語を非常に面白くしている。また、人物も非常に魅力的で怠け者で何事にもやる気がなく能力もない主人公であるのび太という小学生の行動が面白い。行動力や発想力は意外とあるのだが、いかんせんもともとの身体能力であったり勉学に励む能力に乏しく、借り受けた未来の道具を活用してより良い生活を送ろうとするも毎度毎度あらぬ使用方法により周囲を巻き込んでトラブルを発生させていくのである。
この不可思議な未来の道具とやる気だけはあるが能力のない少年の取り合わせにより、物語世界は色彩を帯びた豊かさに包まれることになる。一話完結のため、どこから読んでも面白いという点も非常に良い点である。

勇者たち
9

暗黒に堕ちるまでが勇者たちの冒険。

「ソラニン」「おやすみプンプン」などで知られる漫画家・浅野いにおの連載作「勇者たち」。
仲間だったトン助が暗黒の王に体を乗っ取られ、トン助もろとも暗黒の王を封印したところからこの漫画は始まる。平和が訪れ、個性的な面々の勇者一行は自分たちの家への旅路に向かうのだが、故郷を失ったハエの王の今後について、勇者たちは押し付け合いのたらい回し。ハエの王の活躍がなければ平和は訪れることはなかったのに…。
勇者たちは話が進むにつれ、どんどん暗黒の王の支配下へ堕ちていきます。そしてタイムリープを繰り返すが如く暗黒の王を倒し平和が訪れめでたしめでたし。帰路の道中で新たに暗黒に堕ちる出来事が起き、また暗黒の王が復活してしまう。
ゲームや映画で慣れ親しんだ勇者のいるファンタジー世界で、ラスボスを倒されたら盛大なハッピーエンドが待っているセオリーを誰もが描いてしまうが、本当に勇者たちのいる世界は平和になるのでしょうか。

綺麗事と上辺だらけで行動を共にしていた関係性が崩れていく様と、この漫画の結末は現実的で衝撃的でした。平和と混沌のように、幸福と不幸のように、いつまでも交わらない極端さがとても痛々しい。浅野いにお作品の中でも風刺的な展開が際立った作品です。

スター☆トゥインクルプリキュア
5

新しい感覚のプリキュアが登場

星名ひかりは、星の観察が好きで、見つけた星座をノートにメモしていました。
星と星をつないでみると、不思議な動物に見えましたが、その動物が飛び出してきて、宇宙に吸い込まれそうになりました。
朝起きてみると、夢かと思いましたが、その動物が部屋にいたので夢ではなかったんだと、ひかりは嬉しくなります。
星座が好きな女の子という設定は、星座の観察が若い世代中心に流行っているので、そこ方来ているのかなと思いました。小学校高学年の頃、星座の観察をやった時、星はどこか不思議な感じがして興味深かったことがあるので、この作品は年齢関係なく見ることができるのかなと思いました。
星を題材にしたところは、どこかセーラームーンを思わせる感じがしました。不思議なノートが登場するのは、カードキャプターさくら、不思議な光を見た女の子がいるところは、レイアースの要素が入っている気がして、懐かしくなりました。
その動物をフワと名付けた主人公は、フワを守るために戦おうとします。
フワを守ろうとするひかりや、プルンスという突っ込みが激しい動物は、前作のハグっとプリキュアの主人公とハグたん、ハリーという動物と似ていると思いました。
プルンスと一緒にいた女の子は、通訳がないと話せなかったのに、不思議な力でひかりと会話できるようになったところがよかったです。
敵キャラが面白い名前なのも、前作と同様、笑ってしまいました。
変身シーンが歌いながら踊れるという設定も、新しい感じがしました。

清水翔太 / Shota Shimizu
10

若き天才ソウルシンガー!

「HOME」で一躍有名になった清水翔太だが、彼の才能は衰えることを知らない。恋愛を中心に書かれている楽曲、今までの辛い経験を振り返った楽曲、スパイスたっぷりなリリックをセンスのあるビートに乗せたおしゃれな楽曲など、いろんな顔を見せてくれるのが彼の魅力だともいえる。
もともとゴスペルを習っていたこともあり、腹の底から出るソウルミュージックの歌声には聞き手が鳥肌を立てるほど。なかなか日本人では出せない声やビートを生み出してくれる。彼がアメリカ、ニューヨークのアポロシアターで披露した「stand by me」で拍手喝采の中、スタンディングオベーションが巻き起こったのもうなずける。
そんな彼がほかの歌手とコラボをしたり、楽曲提供をすることも珍しくない。清水翔太を知らない人でも全く問題ない。なぜなら彼は必ず相手の良さを2倍3倍にも引き出すことができるからだ。独特の韻の踏み方や、声のエフェクトで新しいジャンルの音楽に変わるのだ。彼のことを今初めて知った人、知ってるけど音楽は聞いたことない人も是非一度彼の魅力に触れてみてほしい。いたるところに彼の作った仕掛けが隠れていることに気づくかもしれない。まさにそれが中毒性を引き起こさせる彼の才能なのだ。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
9

平成最後の圧倒的な曲創りと歌唱力

ドラマ「アンナチュラル」の主題歌Lemonを初めて聞いて、こりゃなんだ?この歌手は誰なんだ?と、一発で興味を持ち米津さんのファンになりました。それからというもののyoutubeで米津さんに関連したものを検索して「打ち上げ花火」ですとか「Flamingo」ですとか「LOSER」…、聞きまくりました。まだまだありますが、大変魅力的な曲ばかりで、今までとは違った雰囲気の曲が未来的で素敵です。曲のアップダウンが一曲の中に多く入っているので聞いていて、又、歌っていて気持ちよさを作り出しているのではないでしょうか。

紅白に出演した時にはびっくりしました。あまりテレビに出ない人というイメージが有り、出ないと思っていましたので、出演すると聞いて非常に嬉しくなりつい録画して何度も見てしまいました。実際、良かったですねー、紅白のあの演出は。平成最後にいいものを見させていただきました。感動いたしました。人の心を打つような歌詞であり歌い方であり、どうしてこのような曲が書けるのだろうと、いつも不思議に思います。万人を感動させることが出来る曲作りが出来る人って、最近あまりいませんよね。平成最後の大物が現れた、という感じです。

リリーのすべて
10

深い愛と苦悩の物語

1920年代、画家として成功していたアイナー・ベルナーは、肖像画家の妻・ゲルダに頼まれ女性モデルをしたことをきっかけに、自身の中の女性の人格「リリー」を意識し始めます。
始めは悪戯だった女装がリリーとして目覚め、アイナーでいられる時間が少なくなります。ゲルダは混乱し、悲しみ寄り添いながら、夫もリリーも支えていきます。そして、世界初の性別適合手術を受けます。1回目は性器を取り、回復してから2回目の手術で膣を作るのです。1回目の手術でゲルダは「アイナー」と別れます。術後すぐに「リリー」の元にゲルダは向かいます。リリーはデパートガールとして働き、元々の自分の「性」(女性)を取り戻すべく2回目の手術を受けますが、危険な状態になり、ゲルダの見守る中亡くなります。

男性から女性への心の動きと、葛藤、妻への愛をエディ・レッドメインが圧倒的な演技で魅せます。そして、妻ゲルダをアリシア・ヴィキャンデルが深い愛を熱演します。ゲルダは難しい役だと思います。「リリー」が主人公ですから、ゲルダの心理は深く描かれていないのですが、それを見事に表現しています。「ジェンダー」とか関係なしにしても、是非観るべき映画だと思います。素晴らしく、又、悲しい物語です。

凛として時雨 / Ling tosite sigure
8

危ない感じがいい

アニメのタイアップで最近話題になることが多いアーティストです。
今までタイアップした代表作だと、東京喰種なのですが、非常に作品とマッチしていて、オープニングを聴くだけでテンションが上ります。
男性とは思えないハイトーンボイスで、スピード感もあり、独特の世界観があって、個人的にはすごく気にいっています。
なかなか言葉で表現するのが難しい感覚なのですが、一言でいうなら「危ない感じがする」という感じです。
だからといって、危ない歌詞があるわけではありません。
特に「katharsis」はその名の通り、聴いているだけで悲劇的な情緒になってくるのがたまらない作品です。
歌詞も、主人公の金木の心情を表しているかのようにマッチしていて、作品を盛り上げるのに一役かっていると思います。
終盤のTKの繊細な歌声からのフィードバックするギターソロは圧巻の一言で、そこだけリピートして聴きたくなるほどです。
しかし、人を選ぶ作品だと言える側面もあります。
バンドとしてテレビに出演した際には、放送事故だと言われてしまうような結果になってしまったことがあるからです。
好きな人が聴けばすごく刺さるし、そうでない人が聴くと、なんだこれと言いたくなる。
そんなアーティストだと思います。

スーパーマリオ64DS
8

「DS」でさらに魅力が増した「64」の名作

このゲームは2004年に任天堂からリリースされた、「ニンテンドーDS」のローンチタイトルの一つに当たります。1996年に発売されたニンテンドー64のゲームソフト「スーパーマリオ64」のリメイク作品となっています。
このゲームでの最大の目的は、各ステージに隠されている「パワースター」をゲットすることです。ピーチ城内に飾られた絵や穴から各ステージに入ることができ、そこでボスを倒したり謎を解いたりなどするして、パワースターをゲットしていきます。
ステージの種類は戦場や雪原に砂漠、アスレチック、海原などバラエティに富んでおります。アクションも走り幅跳びやヒップドロップに宙返りなど、自由度がとても高いです。
このリメイク版では元のゲームからいた「マリオ」に加えて、「ヨッシー」「ルイージ」「ワリオ」といったキャラクターを使うことができます。各キャラクターそれぞれ違うアクションや変身能力を持っており、ゲーム攻略のためには、それらのアクションをどう活かすがかカギとなっています。
またこのゲームでは新たに、タッチペンを使ったミニゲームで遊ぶことができます。指定されたキャラクターの顔を当てるゲームや、コインの入ったブロックを当てるゲームにトランプを使ったゲームなど、様々な種類があります。最初から遊ぶことができるゲームは限られていますが、ピーチ城内やその周りを逃げ回っているウサギを捕まえることで、遊ぶことができます。
オリジナルの「スーパーマリオ64」も、当時のゲームとしてはとても高い完成度を誇っております。しかしながらこの「スーパーマリオ64DS」もまた、アクションに謎解きやミニゲームと、追加要素を含めてボリューム満点の内容となっております。このことから「スーパーマリオ64」を持っている方にも、持ってない方にもこのゲームは強くお勧めしたいと思います。もしお店でこのゲームを見かけたら一度でもいいので、買って遊んでみてください!

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
10

素晴らしい作品

ゼルダの伝説はいろいろな作品があって、毎回楽しませて頂いております。子供から大人まで、楽しみや感動を与えてくれる大好きなシリーズです。
今回の作品は、今までの作品の中でも特に素晴らしい作品でした。ムービーシーン一つにしても、映画やドラマを観ているような臨場感があります。
ゼルダの伝説は、主人公(リンク)がゼルダを助け出すストーリーになっていますが、毎度毎度全く違う世界観を味わうことができるので、毎回感動しながらプレーしています。
我が家は家族でそれぞれプレーしていますが、攻略方法は一つではなく、自分の好きなように動き回れるので、まさに自分が自分のやり方で世界を救う感じを味わうことができます。
それぞれの種族の代表で力を持ったミファー、ウルボザ、ダルケル、リーバル、そしてリンクの5人の英傑達が、ラスボスである、厄災ガノンを倒すために戦います。しかし、抑えきれずにリンク以外の英傑達は皆ガノンに殺されてしまいました。瀕死のリンクをゼルダとシーカー族が回生の洞窟へ眠らせ、ゼルダは1人ガノンを一時的に封印するために立ち向かいます。リンクが目覚めたのはそれから100年の時が経ってからでした。そして、そこからストーリーが始まります。1人で100年世界を守ってきたゼルダを救うために。

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS / PUBG / プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ
8

タイトルなし

PUBG(pc版)をプレイしてみて、バトルロワイアルゲームとしてとても完成度の高いゲームとなっています。
コンピューターハードウェア、コンピューターシステムの向上によりオープンワールドでのストレスないプレイが可能となり、100人が同時に対戦できるゲームとして、非常によく作りこまれています。シューティングゲームをプレイしたことのある人なら一度はプレイしたいゲームです。
また、チーター対策もされており、JPサーバーとKRサーバーが分かれたことにより、大幅にチーターの数が減りました。
ルールはいたって簡単で、100人の中で最後まで生き残ればドン勝(優勝)となっており、エイムが悪い人でも立ち回り次第でドン勝をとれるゲームですので、やりこみ度が高いゲームになっています。
また、ミリタリーオタクにはうれしい、実銃を使った戦闘になっているので、自分が好きな武器を愛でながらプレイすることも可能です。実銃を模してゲーム会社が改造した武器を出しているゲームが多い中、これはプレイヤーにとっては嬉しいことですね。
世界に何億とプレイヤーがいるので、過疎すぎてマッチングに時間がかかることもなく、ストレスなくプレイできます。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
10

神アニメ

魔法少女まどか☆マギカの世界観が、自分にはピッタリ合っていてものすごく好き。細かいところまで作り込まれた素晴らしいアニメだった。
最初は焔暁美は敵という感覚しかなかったが、なぜ最初鹿目まどかにきつく当たったり、意味不明なことを言っていたのか、徐々に繋がっていってなるほどと思えた。
細かい設定で作り込まれているなぁと感じたものの、一つめはハコの魔女のとあるシーンで普通に聞いたら全くわからないが、逆再生してみるとその子が魔女になってしまう前の記憶の中の思い出を話していて深いなぁと思った。
そして物語のメイン、ワルプルギスの夜を倒すというストーリーに関して自分で思ったことがあった。暁美ほむらが魔法少女になる時の願い事は「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて彼女を守る私になりたい」だった。しかし幾度も時間を戻し、ワルプルギスの夜に挑むが1度も勝てなかった。
私はこのことに関して暁美ほむらはワルプルギスの夜に勝てない理由があると感じた。そこで考えた結果が、もし暁美ほむらがワルプルギスの夜を倒してしまったら暁美ほむらの最初の願い、「鹿目さんとの出会いをやり直したい」の部分が達成できなくなってしまうから勝てないというのもあったのではないかと思うようになった。色々考えさせてくれる神アニメだった。

スーパーロボット大戦F
6

タイトルなし

1997年にセガサターン 98年にプレイステーションで発売されたロボットアニメの一大共演ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」の一作で、前作にあたる第4次スーパーロボット大戦のリメイク作品にあたります。
そのボリュームの多さゆえに「F」と「完結編」の2つに分けられ、Fの時点では未参戦に終わった作品も存在しますが、Fに関しては当時から流行していたエヴァンゲリオンが初参戦したのが見どころとなりました。
本作からのちのシリーズでも使われている重要なイベントの際に関連するキャラクターがボイス入りで喋ったり、おまけモードのキャラクター辞典で各キャラのボイス入りの一言が聞けるようになったりと、シリーズにおいて声の要素が重要になってきた作品といえます。
今ではすっかりお馴染みとなっていますが、この時点ではまだ登場するロボットの戦闘アニメーションは動かなかったのですが、この時点では近作であったGガンダムの主役気シャイニングガンダムの必殺技のエフェクトはしっかり再現されていて、まだ記憶に新しかったというのもありますがGガンダムが好きな身としては嬉しかったりしました(笑)。
完結編になると難易度が一気に跳ね上がりますが、Fだけで言えばまだ初心者向けの難易度だったと言えます。

NEWS / ニュース
10

NEWSの魅力

NEWSは2003年9人編成にて結成。結成メンバーのうち2人は他グループと兼任。当初はNews表記ものちにNEWSへ改名。
しかしながら結成当初よりメンバーの脱退・不祥事が続き2006年より6人編成となる。
6人編成になると合同ファンクラブが発足。
しかしながらメンバーの不祥事の連帯責任により活動休止。
それに従いメンバー個人活動の際のNEWS表記を使用不可能になる。
2007年に活動再始動しNEWシングルをリリースし、海外公演を実施。
しかしながら台風接近により公演の中止・延期。
それ以降は定期的なライブ活動・シングル・アルバムリリース。
そして2009年にはチャリティー番組のメインパーソナリティーにメンバー6人で就任。
しかしメンバー2人が番組終了後インフルエンザに感染。
そしてその2人が2011年にグループ脱退を発表。
上記の2人はメインメンバーだった為にのこりの4人では活動が困難とまわりに判断させる。
しかしながら残りのメンバーで話し合い・そしてここの活動を精力的にこなし
2012再始動。
それ以降もメンバーの熱愛や不祥事が起こるも、精力的に活動をつづけ、唯一スキャンダルのないメンバー増田貴久が踏ん張り、2018年には結成15周年を迎える。
このグループには不祥事等たくさん起きたが、メンバー増田貴久が頑張り、今まで以上の活躍を見せる。
そして現メンバーはグループ名にかけて
N・ニュースキャスター(小山慶一郎)
E・エンターテイナー(手越祐也)
W・ライター(加藤シゲアキ)
S・スタイリスト(増田貴久)
と個々の活動を称賛されている。

ボールルームへようこそ / Welcome to the Ballroom
8

ダンスが力強いスポーツとして描かれています

ダンスの漫画で、男の子が主人公のものは初めて読みました。
1巻の表紙に描かれている主人公が、とても力強くて、なんとなく気になったのが「ボールルームへようこそ」を読み始めたきっかけです。
いろいろなジャンルの漫画を読みますが、その中でも熱いスポーツものが好きなので、この表紙の熱い視線の主人公にひかれたのかもしれません。

物語の出だしは、なんとなく毎日をダラダラと過ごしていて、やりたいこと、夢中になることが分からず、中学卒業後の進路が決まらない主人公なのですが、社交ダンスに出会ったことでダラダラな毎日が変わっていきます。

現実には、中学生でやりたいことがはっきりと決まっていることや、夢中になることがある、というのは珍しいのかもしれませんが、この漫画では主人公だけでなく同じようにダンスがやりたい、これでプロになってやる、という気合いが感じられる中学生がたくさん登場してきます。
自分の中学生時代もこんなふうにやりたいことを見つけてがむしゃらに何かに打ち込んでみたかったな、と思いながら楽しんで読んでいます。

社交ダンス、はこんなにも力強いスポーツなのね、とこの作品を読んで初めて知り、テレビなどで時々放映されている社交ダンスの番組を見る目も変わりました。

熱いダンス漫画ですが、あちこちに笑える箇所があるので、ダンス漫画にはあまり興味がない、という人も一度読んでみると面白いと感じると思います。

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
8

盛り上がるまで、視聴切りは耐えてほしい

おかりん(岡部倫太郎)は発明といえない発明を繰り返しては、中2病を発症している大学生です。しかし、そんなくだらない発明の中である日、タイムリープする装置を作ってしまいます。おかりんと同年代ながら天才科学者でアメリカから帰国中の牧瀬は、中2病を発症したおかりんに興味をいだき、タイムリープ装置にも興味をもちます。いっしょにタイムリープ装置の改良に携わり、いつしかおかりんと牧瀬は同志以上の好意を持ち合うようになっていきます。しかし、ある日おかりんは気づきます。時間を操ることで世界の未来が変わっていることに。そして、自分が発明したタイムリープの世界は、大事な友達を必ず失う世界であることに。しかし、タイムリープの記憶はおかりんしか、持っていないのです。同じ時間を無限に繰り返し、孤独感にさいなまれていくおかりん。何度も何度も、大事な友達の死を見続ける絶望感。そしてもっとショッキングなことに気づきます。牧瀬と出会う世界線は、牧瀬とは違う友達が死ぬ世界であること。二人を同時に存在させる条件を探し、そして、失敗を繰り返して条件を見つけた未来のおかりんから連絡が入ります。おかりんは、未来の自分からの手順を踏んで、大事な二人を助ける唯一の条件のために行動を開始します。

KING OF PRISM by PrettyRhythm
10

キンプリは最高のエンターテイメント

元々は少女向けのアニメ、プリティーリズム・レインボーライブに登場していた男の子たちのスピンオフアニメです。『キンプリ』の略称で2016年のネット上で話題になりました。応援上映と呼ばれる、映画館で声を出して映画を鑑賞するスタイルをこの作品で知ったという人も多いと思われます。
サイリウムを振ったり、キャラクターに向かって声援を送ったりするのは恥ずかしいかなと思ったのですが、やってみると周りの熱気もありとても楽しかったです。ただ映画を見るだけならば家でもできますが、このように体感型アトラクションのような楽しみ方ができると教えてくれたのはこの映画でした。
内容としては、プリズムショーと呼ばれるスケートやファッション、ダンス、歌などの要素で構成された競技に燃える少年たちの熱い青春の物語です。
一時間という短い間にたくさんの情報が詰まっていて息をのみっぱなしでしたし、一度だけじゃうまく飲み込めず、いい意味でなんどもリピートしたくなりましたし、実際に何度も見ているうちにまた違った感想を持つことができて、噛めば噛むほど味のする楽しい映画でした。
3DCGのダンスもクオリティが高く、男性ならではのダイナミックさが表現されていてとても見ごたえがありました。