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eureka5489のレビュー・評価・感想

ポルカドットスティングレイ / Polkadot Stingray
9

透明感のあるボーカルが気持ちいい

ポルカドットスティングレイは結成が2015年と、結構最近スタートしたバンドです。
代表的な曲にはテレキャスター・ストライプや女神、トゲめくスピカがあります。特にトゲめくスピカは某公共放送のみんなのうたにも選ばれていて、このように出てきてからの年は浅いながらも様々なメディアでの活躍を見せています。
特徴として挙げられるのは、なんといってもギターボーカルの零さんの透明感のある美しい歌声です。高音も綺麗に響き、聞いていてとても心地の良い声質です。ポルカドットスティングレイの曲全体のメロディーの特徴としては、カラッとしたギターサウンドがあります。女神のような邦ロック系の激しめの曲でも、このギターサウンドによって少し切ない感じのメロディーを奏でています。また、アルバムや曲にもよりますが、ものによっては大正ロマンチックな、少しノスタルジックなメロディーだったりと、ジャンルを選ばない、それこそないのは弾き語り系くらいのマイティーさを持っています。
まず、J-POPやJ-ROCK好きな方、そして綺麗な声で癒されたい、そんな方々におすすめさせて頂きたいです。カラオケにも多数曲が収録されているようなので、聞いてみて、もしハマった人はカラオケで挑戦して、更に布教していきましょう。

JM(映画)
6

実は面白いサイバーパンクSF映画

キアヌ・リーブスと北野武の出演するSF映画です。スターの共演、サイバーパンクSF作家として名高いウィリアム・ギブソンの原作・脚本、現代芸術家のローバート・ロンゴの初監督作など、期待値の高い作品でしたが、結果的にはなぜかB級映画っぽい仕上がりになってしまいました。

それでも、電脳空間を可視化したガジェットをキアヌ演じる主人公が駆使したり、電磁波による環境汚染で病気が蔓延するという近未来ならではのあり得そうな怖い設定があったりと、面白い要素はたくさんあります。映像がどこかチープな感じになってしまっているのは否めませんが、ストーリー自体は興味深く、観客に訴える物があってとても良く出来ていると思います。ただ、ナイトクラブや日本のヤクザ、インチキ宗教家など、ダークな要素が多く、グロいシーンもあるので苦手な人にはオススメできません。しかし、サウンドトラックも格好いいし、サブカルチャーやサイバーパンクが好きな人なら楽しめそうです。また、日本人としては北野武の活躍が気になるところですが、とても良い役どころで、他とは違う圧倒的な存在感を示していました。

ハイテクな技術に頼っている近未来の住人達ですが、最後に頼りになるのは人間の作った進化したテクノロジーではないというのが、この映画を観て考えさせられるところです。ハイテク社会に対抗するローテク軍団の活躍も見どころです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
10

フレディの圧倒的存在感

フレディ・マーキュリーがとにかくカッコいいです。
最初はクイーンが好きだからという理由で観に行ったのですが、虜になってしまい、これまでに3回観ました。IMAXなどのシアターで観賞すると、映像美や音圧が加わり、その迫力に圧倒されます。何回も観る度に感動し、また映像作品としてのクオリティの高さを感じられます。
演奏シーンの迫力は全身細胞を震わせるようで、聴き入ってしまいます。素晴らしいです。楽曲もメジャーなものが多く、体全体で楽しめます。

キャストは皆、実在のメンバーにとてもよく似ていました。
ラミ・マレック演じるフレディは存命していた頃とほぼ変わらないようなスタイル、声で、とても魅了されました。

演奏シーン以外で特に印象に残ったシーンがあります。
フレディがメアリーに、自分はゲイだとカミングアウトしたシーンです。
愛しているのに、完全には分かり合えない悲しさを感じました。

途中途中、過去のクイーンの映像が流れていました。
最後のライブ・エイドの映像は圧巻でした。本物のクイーンのライブを観ているようでした。フレディが生きていれば、現在でも映画のようなライブを披露してくれていたのかもしれないと思いました。
もし私がその当時にいれば、絶対に生で観て、演奏を聴き、ますます虜になっていたでしょう。

フルーツバスケット / フルバ / Fruits Basket
8

原作に忠実

1998年から2006年まで連載されていた漫画、「フルーツバスケット」が2019年にTVアニメ化しました。原作のファンだったので、アニメ化されると聞いてあまりうれしくなかったのですが、原作に忠実で、それぞれのキャラクターに合った声優陣に、一気に虜になりました。主人公の透が草摩家に居候するところから始まるこの作品。草摩家の人たちは物の怪に取りつかれていて、その呪いが解けず、それぞれ悩みや影を背負い、生きています。草摩家の人々が透と接するうちに、自分の内面と向き合い、癒されていく姿が細かく描かれています。個性あふれる草摩家の人たちと透のやりとりが、面白いです。草摩家の人たちの抱えている家族との悩みやエピソードは悲しいものがあったりしますが、透の温かさで少しずつ心を開いていくところは感動して泣いてしまいました。草摩家の人たちはかっこいい人が多くて、そこも楽しめます。草摩家の人たちは、呪いによって異性に抱き付かれると十二支に変身してしまうのですが、変身したときの動物の姿もかわいくて見どころです。私は特に、紅葉というキャラクターが大好きです。明るくてテンション高めの可愛い男の子ですが、周りのことを常に冷静に見渡していて、気の利く紅葉が愛おしいです。変身したうさぎの姿も可愛らしくて大好きです。

暗殺教室 / Assassination Classroom
8

未熟な教室の物語

タイトルからして想像していた絵柄とは違い、少し可愛らしい印象でした。でも最初の1ページから、中学生が先生に銃を向けている姿はかなり印象的でした。
しかもこの先生、普通じゃない。なんかヌメッているんです。そしてタコのような風貌、このイメージはもう見てもらったら一発で伝わると思います。
このへんてこな先生を殺したら賞金100億円!
だから生徒みんなで暗殺しよう!といった内容なのですが、先生本人が殺してくれというのだから、従来のシリアスな作品とは一味違います。
先生にだけ効くナイフを手に、生徒それぞれが思い思いの方法で攻撃しようとするのですが、いつも先生の方が一枚上手!
歯もたたず、刃も刺さらず。
1巻から展開は早く、たまに真面目なお話があったり新しい殺し屋の仲間が加わったりとテンポ良く物語は進んでいきます。
そして、さらさらと読み進めていくうちに、なんと先生、悪者っぽくなくなってきてるんです。普通の授業も完璧!生徒もなんか懐いています。
そんななので、暗殺目的とはいえど普通の先生と生徒のようでほのぼのとした空気感。
でもそれがこの作品の最大の特徴です!
なかよくなってしまったら殺せないと悩む生徒に、ちゃんと殺しなさいと教えを説く先生。
言葉はとてつもなく物騒なものですが、暗殺というキーワードをもとに生徒一人ひとりが成長していきます。
それとともに別れの時間が近づいて。
そもそもなぜ先生はへんてこな体で、暗殺のターゲットなのか。
このあたりで答え合わせができます。
予想外な展開が続き、全ての辻褄が合った頃、物語は終盤です。先生が本当は何を思っていたのか、何をもって授業と言っていたのか。
それを理解したとき、読者もどっぷりとファンになっているのではないでしょうか。
懐かしい思い出を辿るように、1巻へ戻りたくなる作品です。

The Beatles / ザ・ビートルズ
10

ビートルズ最高

私が本当に1番大好きなのはビートルズと言うバンドです。ビートルズは本当に世界を変えたとても偉大なバンドだと思います。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴという世にの天才たちが織り成す音楽は若者達の心を鷲掴みにして、音楽で愛や平和を作れるのだと言う事実を教えてくれたのです。僕が初めてビートルズにハマったのは中学時代の時でした。父親がビートルズの大ファンで僕にレコードを聞かせてくれたのです。それから大ファンになり、ギターを手にしてバンドを組んでビートルズコピーしたりしました。そして2010年代から音楽関係の仕事についているので、ビートルズのおかげで今の人生が形作られたといっても過言ではありません。それぐらいビートルズという音楽を愛していました。本当に僕の中でカリスマというか師匠のような存在です。ビートルズは残念ながら1970年に解散してしまいますが残したオリジナルアルバムを聴くことに僕は魂を揺さぶられます。中でも1番好きな曲は「レットイットビー」というポールが作ったバラードです。超有名な曲なので知っている方も多いと思います。私はこの曲を聴くたびに思わず子供時代を思い出して涙ぐんでしまうんです。それぐらい私の感受性を直撃した曲だったのです。たまに風呂場などでこの曲を口ずさんでいると、とても幸せな気分になります。平成・令和の若い子達の中にはビートルズを聴いたことがない方も多いと思うので、ぜひビートルズを聴いてみて欲しいと思うのです。